目の病気で徐々に視力が落ちていった中、買い物も不自由になってきました。
メガネでも見えない値札はルーペを使って見ることになりましたが、色々試した末に一番都合が良いのは、ルーペを首から下げることでした。
その頃から気になっていた「グレンツェン・エイト」ですが、視覚障害の私のは倍率3倍では足りなくて、購入までには至りませんでした。
が、母(老眼)が「買い物をする時に使える、首から下げられるオシャレなルーペが欲しい」と言い出し、ついに「グレンツェン・エイト」を購入することになったのです。
老眼での買い物の際の見えにくさ・問題
ピント調整能力が弱まった老眼にとって、
・売り場を探す等「遠く」を見る動作
・商品説明や価格など「近く」を見る動作
これらを頻繁に繰り返す買い物は、なかなか厄介です。
商品を見るたびに老眼鏡を掛けるのでは効率が悪すぎるし、ガサゴソやっていてはこのご時世「怪しい人」と誤解を招きかねません。
そこで最適なのが、首から下げられるネックレスのようなタイプのルーペ。
私は弱視のため、「theルーペ!」という感じの物をしっかり下げて使っていましたが、老眼や目の病気などでの軽い見えにくさの人には、一見ルーペとは分からないオシャレな物があるのでオススメです。
老眼の母に選んだ、エッシェンバッハのルーペ

ドイツの光学機器メーカー、エッシェンバッハ。
高い品質と、購入のしやすさ(Amazonや楽天でも購入できる)などで、私はここの製品を数多く持っています。
そして注文して届いたペンダントルーペは、インターネットの商品ページで見たよりもずっと素敵なものでした。

「グレンツェン(glaenzen)」とは、「輝く」などの意味だそうで、その名の通り8つのスワロフスキーがレンズを囲んで輝いています。
このペンダントルーペは3種類あって、スワロフスキーの色がそれぞれ異なり、クリスタル/ローズ/
ターコイズがあるのですが、クリスタルを選択。
これが、予想以上に上品で美しく、大正解でした。
安っぽい石が付いていると、大人が身に付ける物としては「無い方が良い!!!」となってしまいがち
ですが、このペンダントルーペに限っては当たりでした。
たぶん知らない人にはルーペとは分からず、オシャレのために着けている素敵なネックレスにしか
見えないと思います。

普段使いなため普段着にはもちろんですが、スーツや華やかなワンピースにも合いそう。
男性の場合、もう少し太いチェーンや革紐に変えても良いのではないかと思います。
公式サイトにも、バチカン部分が大きいので他のチェーンに交換することも可能と書いてあります。
(ただし、紐が短いとルーペとして使いづらいので、長さは注意です)
さらに、裏返してスワロフスキーの見えない状態で使うことも出来ます。
グレンツェン・エイト(glaenzen 8)の実際
・レンズサイズは25mmΦ。 ・レンズ倍率は3倍。 ・チェーンの長さは59~67.5cm。 ・レンズ材質は光学ガラス。 ・重さ18g。 ・8つのスワロフスキー・クリスタル ・バチカンをつまんで見ることができ、レンズに触れることなく使える ・バチカン部分が大きいため、他のチェーンに交換も可能
デザインも機能もとにかく良いようで、母はすごく気に入って毎日使っています。
プレゼントではなく出資者は母本人なので、遠慮や社交辞令でなく本音のはずです(笑)
ペンダント・ネックレスタイプのルーペはたくさん売られていますが、品質はピンキリです。
安価な物はレンズの質が悪いだけでなく、デザイン面も安っぽくて飽きが来るのではないでしょうか。
必要な人にとっては、毎日のように使う物。
高品質なものを選んだ方が絶対に良いと思います。
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