自分自身の決まりきった買い物はしていましたが、家族の分の買物や家事は身内に頼っていました。
が、その身内が交通事故で動けなくなりました。
ここはもう私が頑張らねば、という展開になりましたが、やはりスーパーでの買い物で、買い慣れない商品を見つけるのは困難。
そこで考え付いたのが、画面でお互いを見ながら通話の出来るアプリ「FaceTime」を使用することだったのです。
FaceTimeをオンにする
FaceTimeは上画像のようなアイコンです。
もし見当たらない場合は、APP storeからダウンロードします。
Appleのアプリなので安心です。
そしてFaceTimeをオンにします。
オンにするには、
[設定]アプリ>FaceTime
の中からオン/オフボタンを探し、オンにします。(下画像)
そしてFaceTimeを使うには、お互いがApple IDでログインしている必要があります。
iPhoneやiPadを使っている時点で自分のApple IDがあるはずなので、新しく作成する必要はありません。
一度私はこれで失敗し、せっかく外出先からFaceTimeで電話を掛けたのにダメだったという経験があります。
慣れている人は問題ないでしょうが、そうでない人は出かける前に実際に試してください。
また、iPadでもFaceTimeで通話できます。
この方法を初めて試した当時は、私はiPhoneユーザーでしたが、家で応答する母はまだiPhoneを持っておらず、iPadで行いました。
お店で
周りに迷惑にならないよう、スーパーの空いている時間に行きます。
そして売り場に着いたらFaceTimeアプリから相手に電話(FaceTime)を掛けます。
(電話アプリからFaceTimeで掛けることも出来ますが、FaceTimeアプリからの方がシンプルな手順で出来ると思います)
あとは周囲に気を配りつつ、スマホのカメラを商品の方向に向けつつ、その映像を相手に見てもらって指示を出してもらいつつ、見つけて選びます。
例えばパン売り場に行って
自分:「この棚?」 相手:「そこじゃない。その裏 自分:「ここ?」 相手:「そう。その下の方の段を見せて」 自分:「この辺?」 相手:「あった。今映ってる」 自分:カメラに写っているだろう場所に見当をつけて、手を伸ばして取る 「これ?」 相手:「そうそう」
みたいな具合です。
さらに、普段見えない賞味期限などもカメラを通して見てもらえるので、むしろ普段よりもレベルの高い買い物ができます(笑)
くれぐれも通話に夢中にならないよう、周囲への気配りを第一優先にして行います。
あらゆる場面で使えるかも?!
リアルタイムで相手に映像を見せつつ、通話状態である。
これはアイディア次第で様々な場面で活用出来るのではないでしょうか?
最初にFaceTimeを知った頃は、「相手に自分の顔や周囲の様子が見えちゃうなんて、絶対に嫌!」と、間違いのないようにFaceTimeをオフにしていました。
が、何も顔を見つめあって会話するだけの物ではないのですよね。
弱視ならではの使い方としては、上記のように買い物や、行き先の道案内、書類を読んでもらったり、出入り口や会場を見つけてもらったりと、「遠隔ガイド」のようなことをしてもらえそうです。
もちろんこれには、身内やそういうことを頼める親しい人が必要なわけですが。
有償でこういうサービスがあっても良いのじゃないでしょうか。
○月○日、○時から○時まで…なんて感じで契約をして。
ITと人の力を借りて、出来ることがどんどん増えて嬉しいです。
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