眩しさが症状の一つである目の病気は複数あり、私も眩しさが辛く、目に光が入ると他の物が見えなくなってしまうような症状があります。
屋外スポーツ用に遮光レンズを使って眼鏡を作ったことはありましたが、ごく普通の眼鏡フレームだったため上や横から光が入ったり、遠視用メガネが必須な今では掛けられなかったりなどの不具合がありました。
ネットや視覚障害イベントで見かけたビューナル(Viewnal 東海光学)が良さそうだなぁと気になりつつ、豊富なレンズの中からどれを選べば良いのか分からず、購入の機会は先延ばしに…
ですが2018年のサイトワールド(視覚障害の大きなイベント)で東海光学さんのブースがあり、いよいよ購入の機会を得たのでした。
ビューナルの試着から購入まで

サイトワールドはとても大きなイベントで、出展ブースも40以上。
来場者の数も多く、見たいブースも人がいっぱいで見れないくらいの盛況です。
が、夕方の空き時間に運良く東海光学さんのブースに行くことが出来、とても親切な方に応対していただけました。
展示してある遮光眼鏡を見せていただけたのはもちろん、こちらの希望「ピンク系やハープル系は無いか?」にもすぐさま答えてくれ、いくつかの候補に絞ったところで、屋外での見え方を確認するために外(屋上)にも連れて行ってくれました。
屋内と屋外では見え方が異なる
やはり屋内だけで見るのとは、大分感覚が異なりました。
屋外使用での購入を考えている方は、絶対に外の景色も見せてもらった方が良いです。
驚いたのは、とある茶色っぽいレンズの遮光眼鏡を装着したら、今まで見えなかった植木の葉っぱが見えたこと!
このレンズはコントラストを強めるため、未装着より装着した時の方が視力が良いそうです。
さて、愚かな私はここで
・見た目(色)で可愛いからパープル系が良い
・でも見え方は、このブラウン系が一番良い
という、2つの候補を同じ天秤にかけて迷いました。
そもそも見えなくて困っているから買う製品なのに、そこに「可愛い」という根拠を持ち出して比べるのがおかしいです。どうかしています。アホです。
ここまで散々親切にしていただいた担当の人に、さらに図々しくも「装着した様子を撮影してもらえないか」と頼んでしまいました。
そして翌日も来場する予定だったので、一晩ゆっくり考えてくることにしました。
担当の方が製品パンフレットに私が迷った2つに印を付けてくれ、翌日これを他の方(前日お世話になった人は不在だった)に見せて、もう一度窓から外を見比べ、2種類ある大きさから大きい方を選び、ついに購入出来たのでした。
時間とお手間をお掛けしすぎて本当に申し訳なかったです。本当にありがとうございました。
そして、初めてのビューナル

見え方よりも「可愛い」を優先してしまった、おバカな私です。
結局、パープル系の「MV」という色を選んでしまいました。
MV…なんだろう?モーブヴァイオレットとかでしょうか?(不明)
ああ、でも見るたびに気持ちが上がるんですよ。やっぱり「可愛い」も大事です。
さて、遮光眼鏡はパンフレットによると
”まぶしさの要因となる500nm以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズ”
だそうです。
確かに普通のサングラスとは違います。
実用してみて驚いたのは、眼科で散瞳点眼(瞳孔が開いたままになるので、眩しくなる)をした帰り道、この遮光眼鏡を掛けてみたら、「明るいのに眩しくない」という不思議な体験をしたことです。
経験上、「この明るさなら眩しくて当然なのに」という状況なのに、明るいだけであって眩しくはない。
かと言って、眩しさの全てを防げたかというと、晴れの日の車の助手席では遮光眼鏡を掛けてもまだ眩しいということもありました。
私のレンズは色が薄めで明るめなせいか、掛けたまま屋内に入っても外すのを忘れて過ごしてたということも何度もあります。
元の見え方にもよるのかも知れませんが、屋内でもあまり違和感がありません。
サイズは2種類あって、両方とも何度も試着させて頂けたのですが、どちらにせよケースの大きさは同じということだったので、大きい方を選びました。
多分一般的には、女性は小さい方が適切かも知れません。(担当の方にも小さい方をより勧められた)
が、小顔効果を期待したことと、大きめのフレームのメガネの上から装着する予定だったこともあり、大きい方に決めました。
このように、上からの光も、横からの光も、遮ってくれます。

というわけで、全方位的に大満足の初・マイ・ビューナルなのでした。
2つ目を買うとしたら、今度こそ見え方最重視で買います!
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