アイリスオーヤマは簡単に音声操作が出来る家電を作っています。
私も部屋のライトはこのシリーズを使っていて、いつも「アイリス、灯りをつけて。明るくして!」などと呼びかけて操作しています。
他のページで書いていますが、自室のエアコンは古く、先にリモコンがダメになり、大きな表示で見やすいメーカー共通のものに買い換えました。
見やすくなって便利になったのですが、最初の設定や、その設定をミスして初期化してしまった時などが少し大変でした。
「もし全く見えなくなって一人暮らしだったら、エアコンも付けられなくなるかも…」と思ったものですが、最近では音声で操作出来るエアコンも登場して心強い限り。
今回は簡単に操作できるアイリスのエアコンを見てみたいと思います。
何が良いかって、他の準備が不要なこと

最近は音声で操作出来る便利な家電が増えていますが、良くみてみるとスマートスピーカーが必要だったり、専用のアプリをダウンロードして設定する必要があったり、無線LANなどが必要だったり、最初に設定が必要だったり。
それらを乗り越えれば便利なのだろうけど、乗り越えるには少々高い壁だったりします。
その点アイリスオーヤマの音声家電は何の準備の必要もないのがメリット。
このエアコンならば、付属のマイク付きの専用リモコンを壁に設置するだけです。
こんな風に喋るだけ

最初に
「ねえ、エアコン」または「はい、エアコン」と呼びかけると、エアコン(のリモコン)が聞き取り体制に入ります。
(リモコンが点滅しますが、見えなくても問題ないでしょう)
続いて「冷房にして」などの指示を話せば、その通りにしてくれます。
音声での操作は
「冷房/暖房/送風/除湿/自動にして」 「エアコンを消して」 「温度を上げて/下げて」 「風を強くして/弱くして」 「おやすみモード」 「内部清浄」
があります。
つまり運転開始も終了も、メニュー選択も、温度や風の調節も、言葉による指示だけでできてしまいます。
視力が悪くとも、リモコンに目を凝らす必要がないのです。
その他の特徴
ロービジョンの一人としては音声操作が出来るなら他には何も要らないわ!という感じですが、その他の大きな特徴として、「高温多湿みはりくん」というのがあります。
リモコンに「みはり」というボタンがあり、これをオンにすると、リモコン内のセンサーが室温を検知して高温多湿の際には自動でエアコンが稼働します。
高齢者や小さなお子さんのお留守番、ペットなどを熱中症から守るのに効果的ですね。
他、見えにくい人には見えなさそうですが、室温が何度なのかをエアコンのディスプレイに表示することも出来ます。
対象製品は?

アイリスオーヤマの音声操作が出来るエアコンは、IAF-2204GVなど「GV」が付く機種です。
6畳用、10畳、14畳、18畳用がそれぞれあります。

余談
シーリングライト、棚、サーキュレーター、マスク、カイロ…
我が家には少しずつアイリスオーヤマの製品が増えてきています。
音声対応はまだシーリングライトだけなのですが、これは「アイリス!」と語りかけると聞き取り体勢に入ります。
で、家族とうっかり「アイリスオーヤマのマスクで…」とか「アイリスにも…」とか話そうものなら、シーリングライトが「ピッ!」と反応します。
命も感情もない機械ですが、なんかちょっと可愛いです(笑)
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