家庭科が苦手だった私ですが、目が悪くなる前は家の中の色々なものを手作りしていました。
ロービジョンになった今も、縫い目がガタガタながらも手作りを時々しています。
が、少しでも楽をしたい!
そんな中、見つけたのがスナップボタンを付けられるハンディプレスセットでした。
これがなかなか便利で、色々と活用しているので紹介したいと思います♪
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スナップボタン+ハンディプレスセットは、こんな感じ

ベストセラーで口コミも良かったので、スナップボタンの仕組みも良くわからぬままに購入したのが上の画像のセットです。
スナップボタンは、[A+B]と[A+C]でひと組という感じですね。
なにしろ視力に頼れないので、最初はこれらボタンの判別がわからなくて愕然としましたが、慣れれば全く問題なく指先で探せます。
使い方は、
(1)付属の千枚通しで布などに穴を開ける。
(2)スナップボタンの上記[A]の尖った部分を穴に刺して通し、スナップボタン[B]をはめる。
(3)ハンディプレスで押してくっつける。
(4)(1)〜(3)を、スナップボタン[B]を[C]に変えて同様に行う。
こんな感じです。
視覚障害なので(1)の千枚通しで開けた穴が見えないわけですが、丁寧にやりたいならば穴を開ける部分にペンで印を付けると良いと思います。
私は適当に探っているうちに、どうにかスナップボタン[A]の尖った部分が貫通するので、まあ良いかという感じでやっています。
スナップボタンを付けてみた
枕カバー

ガーゼ手ぬぐいと普通の手ぬぐいを縫い合わせて作った枕カバーで、入れ口にスナップボタンを
付けてみました。
今書いているこの記事は何年か前にに書いたものを再編集しているのですが、その頃から今まで、枕カバーはいつもスナップボタンを利用して縫っています。
ポーチを連結

これも過去のことですが…
百均ダイソーで購入した色違いの半透明ポーチを、バッグインバッグとして使っていました。
これを連結したのもスナップボタン。
二つ繋げることで自律性も高まり、使い勝手が良かったですよ。
「今日は一つだけで良い」という時は、スナップボタンを外せば良いだけですし。

杖袋

使い込んだレスポートサックのバッグを解体して、折り畳み白杖を入れる袋を作りました。
サイズの見立てを誤って、スナップボタンの位置が端ギリギリになってしまいましたが、スナップボタンが杖が飛び出すことを防いでくれます。
メガネケース

百均の「軟質カードケース」など塩化ビニールを使って、それぞれのメガネにぴったりなサイズの簡易透明メガネケースを作ってみました。
少しでも見えるようになりたくてメガネを色々試した結果、無駄にたくさんメガネを持っているので、この方が探しやすいです。
そのほか
購入してから数年経ちますが、今も変わらず生活の色々な場面でスナップボタン+ハンディプレスを使っています。
袋物の口に付けるのはもちろんで、他にはずれやすいシーツを敷き布団(正確には敷布団のカバー)とスナップボタンでとめてしまったり。
開襟で首元が寒いパジャマの襟を、スナップボタンで留めて閉じられるようにしちゃったり。
フリースのミニ毛布にスナップボタンを付けて、巻きスカートや肩掛けとして使えるようにしたり。
「広がり過ぎてめくれやすい」というポンチョの裾を、適度に留めて広がりを抑えたり。
などなど、とにかく[A地点とB地点を閉じちゃいたい]というシーンで多用しています。
上の方に貼った画像のとおり、購入したセットは何色ものボタンが入っていましたが、実際に使うのは白やベージュが多く、あっという間に無くなってしまいました。
サイズを確認して、別のメーカー(同じメーカーは見つからなかったので)のスナップボタンを買ってみましたが、問題なく普通に付けることが出来ました。
これからも使い続けるであろうスナップボタン+ハンディプレス。
試しに買って良かったと思っているものの一つです。
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