久々の障害者手帳再交付(等級変更)の手順と実際

視覚障害

たぶん10年ぶりくらいの障害者手帳交付(再交付)手続きとなりました。

自治体や障害によって異なるかも知れませんが、「申請」の説明サイトはたくさんあっても「等級変更で再交付」の情報はあまり無いように感じたので、備忘録も兼ねて書いておこうと思います。

すでに記憶違いなどあるかもしれないので、ほどほどの参考に留めてください。

始まりはいつも自分から

どんなに見えなくなろうとも、医師が「障害認定○級になったから、申請すると良いよ」と言って来ることはありません。

(病院によるのかもしれないけど)

前回の交付からガンガン悪化し、どう考えても見え方がすさまじく見えなくなったのに、こちらから言わないと何も起こりません。

というわけで、まずは医師に

「私の視覚障害等級、変わりませんか?」

みたいに聞くことからスタート。

ちなみに視力だけならすぐに等級が分かりますが、視野障害もあると計算などの必要があるらしく、パッと「あなたは何級です」とは言えないみたいです。

検査データが必要

申請にあたり、視力や視野の検査結果が必要なので、最近検査を受けていない場合は、検査をすることになると思います。

まずは診断書・意見書を入手

等級が変わりそうだと分かったら、まずは自治体の障害福祉課で身体障害者診断書・意見書をもらいます。

とは言え、障害です。役所に行くこと自体が大変です。

多くの自治体で、これら書類をダウンロード出来ると思うので、念の為事前に電話などで確認しつつ、ダウンロードすれば良いと思います。

私はこの「診断書・意見書」が、初申請の人と等級変更(再交付)の人と同じもので良いのか分からなかったので、事前に問い合わせました。

結果、(この自治体では)同じとのことでした。

病院に提出、書いてもらう

「診断書・意見書」を持って病院に行き、書いてもらうようお願いします。

私の場合は大学病院で、書類受付専用の部屋があり、そこで手続きをしました。

その病院では「4〜8週間掛かりますがよろしいでしょうか?」とのことでした。

病院から診断書・意見書を受け取り、申請準備

「4〜8週間」と言われましたが、病院の手違いもあり、結局3ヶ月近く待たされた私です。

自治体によって違いがあるかも知れませんが、

・診断書・意見書
・顔写真
・マイナンバーカード

が、私の場合の申請時の持ち物でした。

顔写真について

私が調べた限りでは、マイナンバーカードに比べると顔写真の規定は緩やかなようでした。

マイナンバーカードでは確か色つきの背景はNGだった気がしますが、障害者手帳ではOKのようだったので、自宅の風呂場で撮影し、コンビニプリントしました。

1枚しか使わなかったので、3枚余っちゃいました。

いざ障害福祉課へ

申請では書類の提出が主なので、割と簡単に早く終わります。

何か記入する場面もありましたが、申し訳ないですが代筆をお願いしました。

1ヶ月くらいで書面で通知が来るとのことで、あっさり終了。

通知が届き、受け取りに行く

申請から1ヶ月弱で、封筒に入った通知が届きました。

書類には等級や、受取の際の持ち物などが書いてありました。

私の場合は、日時の予約をし、必要なものを持って再度障害福祉課へ。

福祉課では、これまでの等級とで変わったこと(新たに受けられるサービスなど)の説明を一通り受けました。

今回、サービスなどが書かれた大きな冊子を頂きましたが、最初に障害者手帳の申請をした時、私全然こういうのを貰っていないんです!!

そもそも存在すら知らず、別の自治体の友達から聞いて知ったほど。

初回の担当者の対応が酷かったのですが、渡すべきものまで渡さなかったんだやっぱりあのやろうと改めて思ったりなんだりしたのでした。

でも今回の担当者は、同じ役所の同じ部署とは思えないくらい丁寧に対応してくれました。

あとは、今まで使っていた障害者手帳を返却しました。

写メを撮っておけば良かったです。

おわり

以上、私の障害者手帳の再交付の手順でした。

病院によっては診断書作成に膨大な時間が掛かるので、要注意だと思いました。

また、受け取りの時に代筆をお願いしてしまう場面が複数あったので、できれば家族か誰かと一緒に行った方が良いかなと思いました。

自治体によっては、手帳ではなくカードタイプもあるようですね。

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