iPhoneの標準アプリである「拡大鏡」も、なかなか便利に使えますが、
「明るく大きく」というアプリは、簡単な操作で見たい物を見やすく映すことが出来ます。
とっても便利なのに、無料でしかも広告もなし。
ありがた過ぎます!!
アプリについての正確な説明は、開発者さんのウェブサイトやアプリ内にあるので、正しくはそちらをご覧になってください。
このページでは、単なる1ユーザである私自身の言葉で勝手に紹介します。
単語や理解に間違いがある可能性もあることを、ご了承下さい。
*この「明るく大きく」アプリは、iPhone版もAndroid版もあるようですが、このページではiPhoneで使う場合の紹介のみしています。
(iPadでも使えます)
機能一覧
上の画像のそれぞれのボタンにつけた単語は、私が勝手に書いたものです。
正しい説明は製作者様のサイトなどをご覧ください。
ここでは実際の見え方を見比べてみます。
以下の画像は、対象物とiPhoneの位置を変えずに撮影したものです。
大きく(拡大)
画面の下に拡大率を変えるダイヤルがあります。
上の画像は左から拡大なしの等倍、10倍、20倍を同じ条件で映したものです。
たぶん最初の設定では、最大倍率は10倍だと思います。
最大倍率を20倍にするには、画面左上にある設定メニューの中に「ズーム最大倍率を20倍」と言う項目があるのでそれをオンにします。
明るく
明るさの調整は、画面左下にあるダイヤルでおこないます。
上画像の左側は、明るさを最大限にした様子。
右側は明るさを1番暗くした様子です。
くっきり
画面右下にあるダイヤルで、コントラストの調節もすることができます。
上の画像はコントラストを最大限にしたものです。
色がくっきりし、文字の輪郭もはっきりしたと思います。
ライト
左上の上から3つ目のボタンをタップすると、ライトが点灯して、対象物を明るく照らしてくれます。
この撮影は日中の明るい環境で行ったので、ライトの良さが表せていませんが、薄暗い所ではとても便利な機能でしょう。
白黒反転
画面右上の上から2番目のボタンをタップすると、白黒が反転します。
白背景だと見えにくい人に、特に便利な機能なのではないでしょうか。
白黒が反転した状態でも、コントラストや明るさを調整することができます。
斜め上からボタン
画面左上の1番下のボタンです。 例えば机の上に書類を置いて、椅子に座った状態で手前から撮影するとします。
するとどうしても傾きが出ますよね。
奥の方が小さくなって、手前が大きくなってしまいます。
しかしこの「斜め上からボタン」を押すことで、その傾きを補正することができるのです。
補正の強さは、設定のメニューの中で調節することもできます。
これ、凄い機能だと思うんです。
ぜひともその様子を画像でお見せしたいのですが、現在著者は肩腕を骨折中(汗)
片手生活の真っ最中です。
その状況では思うような撮影ができなかったので、これについては後日追記したいと思います。
その他(1)
「静止」は、画像を一時的に静止画像にできます。
カメラのボタンは保存ボタン。これをタップすると、写っている画像を写真として保存することができます。
その他(2)カラーモード
設定メニューでもう少し細かい設定ができます。
たとえば拡大読書器や電子ルーペなどでは、色を反転させたり、色を変えたりなどの機能がありますが、それと同様の設定がこのアプリでも出来ます。
下画像のように、設定メニュー内の[カラー情報を破棄]をオンにすると、その下に[使用する色]というメニューが出てきます。
[使用する色]の「>」部分をクリックすると、下画像のように選択肢が現れます。
白黒ほかいろいろな色がありますが、下部にある「カスタム」を選択して設定画面に戻ると、上画像右のようにカスタムカラーの選択項目が現れます。
下の画像は「黄色と青」を選択して新聞を映した様子です。
最後に
見えにくい人にとても便利な「明るく大きく」アプリの主だった機能をざっと紹介しました。
最後に動画で拡大とコントラスト、明るさ、白黒反転、ライトオンの操作をした動画を載せます。
操作がうまくありませんが、最初に1倍から20倍までズーム、次にコントラストを最高にし、明るさを最大から最小まで変えてから元に戻し、黒白反転モードにして倍率を下げ、反転を戻してライトを付けています。
上にも書きましたが、この「明るく大きく」はiPhoneでもAndroidでも、iPadでも使えます。
私はAppleユーザーなのでAndroidは分かりませんが、iPhoneでは片手で持ちながら使え、小回りの効く便利さ、iPadでは大きな画面に表示できる便利さがそれぞれあります。
まだ使っていない人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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