老眼や目の病気、ロービジョン(弱視)など…
目が見えにくく、文字を書くのが大変な場合は、ルーペその他を使って手元を拡大して書くことが出来ます。
ここでは文字を書くのに適したアイテムを挙げたいと思います。
ルーペで拡大する
どのルーペでも手元を拡大して見ることが可能です。
が、特に文字を書くのに適したルーペがあるので紹介します。
スクリボラックス

エッシェンバッハ(ドイツ)のスクリボラックス(上画像)は、脚付きタイプで、レンズ下が約8cmあるため書き込みに最適です。
75mm×100mmの大きなレンズは、倍率2.8倍。
LEDライト付きで、手元を明るく照らせます。

私も貸し出しサービスを利用して使ったことがありますが、とにかくデザインがスタイリッシュでおしゃれ!
机の上にあるだけで気分が上がる、美しく素敵なルーペでした。
ただ私の視力には倍率が足りず、泣く泣く諦めた製品です。
途中でリニューアルしており、現行版の品番は1565-12です。
他に比べてやけに安い場合は、旧製品かも知れないので、購入時にはチェックしてください。
(とはいえ旧製もとても良いものなので、そちらを選ぶのもアリだと思います)
以下の動画はエッシェンバッハ公式のものです。
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コイル製スタンドルーペ

こちらはコイル(イギリス)のスタンドルーペ。
コイル製の同様のスタンドルーペは様々な倍率がありますが、3倍と4倍は上画像のように首振り式になっていて、文字も書き込めるタイプです。
(もっと高倍率のものは、単に置き型ルーペとなります)
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その他のルーペ
片手にルーペ、片手にペンを持てば、拡大して見ながら書くことはできます。
(高倍率ルーペだと対象物との距離が短いので、ペンを入れるのは難しくなりますが)
両手を開けたい場合はヘッドルーペやメガネタイプのルーペ、またスタンドルーペなども良いかも知れません。
いずれもレンズ倍率は低めになります。

上の画像はは親用に購入した、低価格だけど評価の高いKenko フレキシブルスタンドルーペ です。
タブレットやスマホで拡大する
私自身、この方法を使っています。
スマホならば片手に持って手持ちルーペのように使い、タブレットならばスタンドに固定して使います。
下画像は、iPadをスタンドに乗せて、机に平行になる感じで使っている様子です。

タブレットスタンドは、角度を自在に出来るLomicallを使っています。
グラグラユラユラせずに角度を微調整できるし、デザインもシンプルでスタイリッシュでお気に入りです。
あまりにお勧めすぎて、家族全員このスタンドになりました(笑)

iPhoneは主に外出先での記入時に使っています。
片手にiPhone、片手にペンで、用紙を押さえることが出来ないので書きにくいですが、小回りが効くという点ではスマホの方が優れています。
電子ルーペ、拡大読書器で拡大する
拡大読書器は視覚障害者向けの高価な機器ですが、電子ルーペは比較的購入しやすい価格帯です。
どちらもカメラで捉えた像を画面に拡大して表示し、拡大率や色合いなども変えることができます。
そもそもが拡大表示するために作られたものなので、スマホやタブレットの拡大鏡機能などよりも、拡大像の映し出し方(?)が優れています。
が、機種によってカメラレンズ部分と対象物との適切な距離が異なるので、すべてが書き込みに適しているとは言えません。
電子ルーペについては、この度「クローバー3」という機種を購入したので、別のページでレポートする予定です。
電子ルーペの一例
拡大読書器の一例

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