耳を塞がない耳掛けイヤフォンで、歩行を安全に

iPhone/iPad

視力が弱いため、聴覚はものすごく大事です。

車の音はもちろん、自転車、歩行者の足音や衣ずれの音なども聞きながら歩いています。

スマホ歩きの人なんぞ、点字ブロックの上でも正面からぶつかって来ますから、白杖ユーザーのこちらが避けないと衝突します。(そしてスマホ歩きの人に舌打ちされるというオチ…)

目が悪くなってから、自然と耳が良くなったので、普通のイヤホンでも十分に外の音は聞こえるのですが。

それでも「より安全に万全に」ということで、耳を塞がないヘッドフォン(ヘッドホン)に変えました。

なぜ装着するのか?

「目が悪いならイヤホン(ヘッドホン)なんか付けるな!」

という意見もありそうですが…

でも、屋外だと太陽光などでより一層スマホの画面が見えません。

ですが、グーグルマップのナビに頼りながら歩いたり、時間の確認をしたりなど、他者に頼らず迷惑を掛けず、一人で安全に外出するためにスマホの音声機能が必要なのです。

イヤフォン(イヤホン)の種類

イヤホンの形状には大きく分けて、

・カナル型(画像の左上)…耳栓のように耳の中に押し込むタイプ

・インナーイヤー型(画像の右上)…耳の入り口に嵌めるタイプ

・耳掛け型(画像の下)…耳の外側に軽く触れるタイプ

の3種類があるかと思います。

雑音を遮ったり、音漏れを防いだりする効果で人気なのか、カナル型が圧倒的に多いように感じます。

私も家の中や電車の中では、カナル型を使います。

インナーイヤー型は、昔ながらのイヤホンや、かつてアップルのiPhoneに付属していたEar Podsなどのように、耳の入り口に嵌めるようにして装着するタイプ。

カナル型に比べて音漏れの可能性がある反面、耳に栓をしないので周りの音も良く聞こえます。

そして耳掛けタイプ。

こちらはフックのような部分を耳に掛けて固定するタイプ。

密着しないので音がダダ漏れですが、そのため外界の音も未装着時と同じように耳に届きます。

屋外では今までインナーイヤー型を使っていて、外音の聞こえ方には(私個人は)全く問題はなかったのですが、壊れて買い換えようとしたらカナル型ばかり。

インナーイヤー型の選択肢がほとんど無くて、どうしようかと思った時に耳掛けタイプの存在を思い出しました。

しかも、すごく安い(笑)

というわけで、耳掛けタイプを使い始めたのでした。

耳掛けタイプ、外音の聞こえの点ではとても良い

実は耳掛けタイプは初めてではなく、以前にも購入したことがありました。

でも当時は外歩き用ではなく、普通に音楽などを聴くために購入したので、「両手で押さえないと音が漏れすぎで使えやしない」という印象で、とっとと捨ててしまったのでした。

というわけで、2度目の耳掛けタイプ。

私が購入したのは、Panasonic クリップヘッドホン RP-HZ47です。(Amazonで当時689円で購入)

上の画像の左側のように、開閉するフックが付いていて、ここを耳に掛けて使います。

フックの閉じる力はとてもソフトなので、耳が挟まれて痛いということは全くありません。

むしろ閉じる力が弱すぎて、メガネ併用の私だとずれてしまうのが唯一の欠点です。

聞こえ方は、まさに外歩きに適しています。

なにしろ耳から浮いているので、外の音は変わらずに聞こえ、イヤホンの音は耳元で別に聞こえるような感じ。

音は思い切り漏れていると思いますが、家の中で朗読を聞いたり、屋外で歩いたりする分には全く問題ありません。

目的にピッタリな製品を見つけたと、自画自賛しています。

使い分ける

上にも書きましたが、イヤフォンの形状によってそれぞれメリット・デメリットがあります。

インナーイヤー型は[塞ぎすぎず、開きすぎず]という感じでずっと気に入って使っていたのですが、製品数が少ない。

というわけで私は

  • カナル型(密閉性が高い):電車の中や、家で音楽を聴く時
  • 耳掛け型(密閉性が無い):外で歩く時や、家で音声図書などを聴く時
  • インナーイヤー型 :どの場面でも適応(電車内では音量を小さくする)

と使い分けています。

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