一人暮らしの方は大丈夫なのかも知れませんが、家族と同居だと箸の見分けが大変です。
収納を分けるという手も考えましたが、洗った後の水切りカゴでは一緒くたになるため、やはり判別する必要があるんですよね。
そんなわけで、以前から箸の問題をずっと考えているのですが、そのあれこれを書いてみたいと思います。
判別しやすい箸(1)目立つ色
ある程度見える場合は、まず色で判別をつけるのが一番お手軽な方法ですね。
見え方にもよりますが、色違いでも「ワインレッドとダークグリーン」など明度が近い物どうしだと見分けにくいので、明度や彩度の異なる箸を揃えるのが良いと思います。
ツートンカラー(2色使い)でさらに探しやすく
他の箸との判別というより、見つけやすさの話になりますが、持つ側と箸先とで色が異なる箸もありますよね。 あの色の配色が[濃い&薄い]だと、明るい場所では濃い色の部分が目立ち、暗い場所では薄い色の部分が目立つので、単色のお箸よりも見つけやすくなります。 左画像はセット品ですが、白が使われている箸の方がずっと見つけやすくないですか?
判別しやすい箸(2)凹凸、形状
文頭に載せた画像の赤い箸は、プレゼントで頂いたISSOU(一双)のお箸。
美しい赤が際立つのはもちろん、表面が波のような凹凸のデザインになっているので、触っての判別もしやすく、滑りにくい仕様になっています。
このように「表面が滑らかな箸」「凸凹している箸」「四角箸」「六角箸」など、それぞれ異なる触感のものにしておけば触ることで判別が出来るようになります。
判別しやすい箸(3)マスコット付き
ちょっと子供っぽくなってしまいますが、先端(箸先と逆)にキャラクターなど立体的な何かが付いている箸は、非常に判別しやすいです。
私もとあるキャラクター箸にしてから、格段に見つけやすくなりました。
ただ恐らくそのほとんどが子供用なので、見た目だけの問題でなくサイズも小さいものが多いです。 ちょっと検索した感じでは、16.5cm、18cm、21cmなどの長さがありました。 ちなみに夫婦箸では、性用23cm女性用21cm男のものが多いようです。 なので21cmのマスコット付き箸ならば、まあまあ行けるのかも知れません。 私は手は少し小さい方で、18cmの長さの箸を使っていますが、かなり小さい印象です。 (すぐに慣れたので、使いにくさはありませんが…)
番外編 バリアフリー箸
転がった箸を見つけることが難しいくらい見えにくい場合は、バリアフリー箸を活用するのも手だと思います。
握力が弱ってしまった人などのためのもので、介護用品に分類されますが、転がって無くならないしバラバラにならないしで、合理的です。
余談ですが、身内が利き手を骨折し、逆の手で箸を使いにくそうにしながら食べていたことがあり、「これはどう?」と小さなトングを渡したのです。
それを試しに使ってみたら凄く使いやすいそうで、怪我が治るまで毎回それで食事をするようになりました。
このトング、実は百均で購入した「カップ菓子の蓋(トング付き)」のトング。
(カップ菓子と言いつつもじゃがりこ専用なのではと思う…)
お菓子をつまむ用なので小さいのですが、軽いし先端がギザギザしていて滑り難くなってるしで使い勝手が良いのです。
試しに私もこれでカレーうどん(すごくツルツル系)を食べてみたら、麺が滑り落ちることなく快適に食べられました。
ただしバリアフリー箸とは先端の形状が異なるので、箸の滑り止め効果の有無はちょっと分からないのですが…
おわり
以上、目が見えにくい場合のお箸問題についてのあれこれでした。
もっと良い情報などが分かれば、追記したいと思います。
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