子供の頃は定規の細かいミリの線を読み取るのに何の苦労もなかったのに、老眼や目の病気などで見えにくくなると難しくなりませんか?
そんな時に便利な定規があります。
その名も
23&78定規(ニイサン・ナナハチ)。
初めてこの品名を見た時、「なんじゃこりゃ?」と思ったのですが、本当にニイサンナナハチなのです。
どういうことか、以下に説明します。
2、3、7、8に目印が付いている!
いきなり賑やかな感じですが、これが23&78定規(ニイサン・ナナハチ)のメモリです。
センチもミリも、「2,3,7,8」の部分に印が付けられていますね。
これによって全ての「ミリ」が分かりやすくなっているんです。
例えば…
「0ミリ、5ミリ」の部分は、もともとどんな定規でも分かりやすいですね。
では例えば「4ミリ」は?
…印のついた3ミリと、元々目立つ5ミリとの間なので簡単に見つかります。
もうひとつ例えば「8ミリ」は?
印のついた「7、8」の右側の方なので、これもパッと分かりますね。
同様に、すべてのミリの部分が容易に判別がつくようになっているのです。
一般的な定規と23&78定規(ニイサン・ナナハチ)を比べてみる
すでにロービジョン(弱視)になった私は、実のところ通常のいわゆる定規をすべて処分してしまいました。見えないので。
なので比較対象に使ったのは、ロービジョン御用達(?)の黒白反転凸定規と、押入れから引っ張り出した大昔の三角定規です。
まず黒白反転から行きましょうか。
こちらはそもそもロービジョンの人が見やすいように工夫して作られているので、通常の定規よりずっと見やすいです。
上の定規もクッキリと見やすいですが、ミリの判別となると下が圧勝かもしれません。
次に古い三角定規との比較。
一目瞭然でニイサンナナハチの方が見やすいのではないでしょうか?
ちなみに老眼の母に何も言わずに見せて、普通の定規とどっちが見やすいかを聞いてみたら、逡巡の間も無く「そりゃこっち(2,3&7,8)だよ」という答えが返ってきました。
目の病気や老眼などが無くても、ごくごく健康な目の人にも、この定規は見やすく間違えにくいのではないでしょうか。
価格も優しい
こういう特殊な製品って、普通はどうしても高価だったりしますが、こちらの定規は360円という誰もが気軽に購入することのできる優しい価格。
購入は発明学会ネットショップや、発明学会ネットショップ(Yahoo!ショッピング内)などで出来ます。
ユニークな商品なので、ちょっとしたプレゼントにも良さそう。
23&78定規 をYahoo!ショッピングで詳しく見てみる当サイト内
23&78定規(ニイサン・ナナハチ) ミリが一目で分かる!|見えにくさの対処法まめちら
では、開発した方のメッセージも掲載しているので、併せてご覧いただければと思います。
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