iPhoneには様々な機能がありますが、背面タップはご存知ですか？
iPhone8以降、iOS14以降で使える機能で、iPhoneの背面を2度または3度叩くことで、自分で設定した機能を呼び出すことが出来ます。
たとえばiPhoneの背面を「トントン」と2回叩くと、画面の読み上げが開始する…などのように出来ます。
どう設定するのか、どんな動作を指定出来るのかを見ていきましょう。
背面タップの設定をする
設定アプリ＞アクセシビリティ＞タッチ＞背面タップーオン
という手順で設定します。
「タッチ」は「身体機能および操作」というグループの中にある項目です。
背面タップは2種類
最初にも書きましたが、背面タップは
ダブルタップ、トリプルタップ
の2種類をそれぞれ指定することが出来ます。
片方はオフのまま、片方だけを指定することも出来ます。
次にどんな動作を指定出来るのかを見ていきましょう。
背面タップに指定出来る動作一覧
以下のように、たくさんの項目を割り当てることが出来ます。
なし アクセシビリティショートカット Appスイッチャー Siri Spotlight カメラ コントロールセンター シェイク スクリーンショット フラッシュライト ホーム 音量を下げる 音量を上げる 画面の向きをロック 画面をロック 簡易アクセス 消音 通知センター AssistiveTouch VoiceOver カラーフィルタ ズーム ズームコントローラ バックグラウンドサウンド 画面の読み上げ 拡大鏡 近くのデバイスを操作 反転（クラシック） 反転（スマート） 下にスクロール 上にスクロール ショートカット
ちなみに私はiPhoneのマナースイッチが壊れて無くなってしまったので、背面タップ（ダブルタップ）に「消音」を割り当てています。
つまり背面を「トントン」と叩くと、マナーモードのオン／オフが切り替わります。
背面タップ 気をつける点
スマホケースが厚く、カードを複数入れていたりなどすると、背面タップの感知度が下がるように感じます。
薄いケースだけならば「トントン」（もしくは「トントントン」）で簡単に起動する機能が、分厚いケース越しだと軽く叩いただけでは伝わらない印象です。
また、逆に「背面タップをしたつもりがないのに、背面ダブルタップで割り当てた機能が起動した」という経験もあります。
もしこのようになりやすい場合は、トリプルタップにしておけば安心かと思います。
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