見えにくさの対処法まめちら
老眼、目の病気、ロービジョン(弱視)などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

ルーペの基本を知る

読み書き:ルーペ

見えにくい当事者としての立場から、ルーペ選びの基本について書きます。

ルーペ倍率の特徴を知る

倍率が高くなると、もちろん対象物は大きく見えるのですが、デメリットもあります。

倍率高い低い
拡大率 大きい 小さい
視野 狭い 広い
焦点距離 近い 遠い

このように、倍率が高くなると視野は狭くなり、焦点距離も短くなります。
また、これは個人的感覚で正確な表現ではありませんが、例えば2倍であれば焦点の合う距離が47〜53センチ程度だとすれば、倍率10倍では9.8ミリから10.2ミリ程度、という印象です。
あくまでもイメージで、数値は正確ではありませんが、何を言いたいかと言うと
低倍率ならば焦点距離に若干のゆとりがあるけれど、高倍率になるとちょっとのズレでピントがボヤけて合わなくなる
ということです。

また、高倍率での焦点距離の短さは、ルーペの使用場面を選びます。
私自身、新型コロナ流行以来、買い物などの際にルーペを使うことが出来なくなりました。
商品にルーペや顔を近づけないと見えないため、今のご時世では「好ましくない行為」と思われそうだからです。
(なので今はスマホの拡大鏡機能を使っています)

視野も大切です。
ルーペは高倍率になるほど、レンズの大きさが小さくなります。
下の画像は一例ですが、すべてコイル社の同系のルーペ。
3倍ではレンズ径が81mmですが、8倍では44mm径、20倍では26mm径です。

  

そして高倍率では当然に拡大率も高くなるので、例えば文章を見た場合にはレンズに収まる文字が1文字程度になってしまう、ということになります。
そうするとルーペを動かし続けながら文字を見ることになり、さらに上で書いたように少しのズレでピントがぼやけてしまうので、読み続けるのはかなり大変です(私は無理でした)。

そんなわけで、「高倍率だと大きくなって見やすい!」と即決せずに、そのルーペを使うシーンを考え、極力低倍率のものを選ぶことをお勧めします。
私なんぞは、外出用や「家でざっくり見る用」や「家でちゃんと見る時用」など、複数の倍率・タイプのルーペを使い分けています。

ルーペ の種類を知る

ルーペには様々な倍率がある他に、様々なタイプがあります。
使う場面や目的によって、適したタイプを選ぶのがお勧めです。
下記のタイトルをクリックすると、それぞれのルーペの使用感想などについて書いたページに飛びます。

手持ちルーペ (ハンドルーペ)
…手に持って使う。虫眼鏡もこのタイプ。

置き型ルーペ (デスクトップルーペ)
…書類などに直接置いて使う。書き込みが出来る物もあり。

スタンド型ルーペ
…脚付きのルーペ。ネック部分を曲げて調整出来る物もある。

携帯用ルーペ
…小型で持ち歩きに適している。

装着型ルーペ
…頭や目などに装着するタイプのルーペ 。

シートレンズ
…薄いシートタイプ。フレネルレンズほか。
老眼には良いが弱視には見え難い。

単眼鏡
…遠くを見ることが出来る。
アイテム2→単眼鏡がないと出歩けない に書いています。

拡大読書器
…カメラとモニタで大きく映し出すことが出来る。

見え方と目的に合うルーペ を選ぶ

非常にざっくりした説明でしたが、以上のこと(倍率と種類)を踏まえて、 自身の見え方と使用目的に合ったルーペ を選びます。
基本的に
 新聞を読むために必要な視力=0.5以上
 地図を見るために必要な視力=0.8以上

だそうで、たとえば
矯正視力0.2の場合、
 新聞の0.5にするには2.5倍のレンズ
 地図の0.8にするには4倍のレンズ
ということになります。

他のページで、各タイプの使用感想や、各製品の感想などについて書いています。
→ルーペに関するページのもくじ

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