見えにくさの対処法まめちら
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GRUS ボイスクッキングスケール(音声秤)を購入

屋内:家電

我が家のキッチンスケール(秤)は、目が悪くなるずっと前に購入したので、表示画面が小さく、見るのが困難で、もはや「計らない生活」が普通になっていました。
「そのうち大画面のキッチンスケールを買おうかなぁ」とは思っていたのですが、2019年に画期的な音声キッチンスケールが登場したので、購入してみました。

声で何グラムかお知らせ

早速、動画です!
音が出るので音量に気をつけてください。

このように、自動で読み上げてくれるほか、左の[音声]ボタンを押すと、改めて重さを声で教えてくれます
表示画面もあり、音量をオフにすることもできるので、音声が不要な人も普通に使えます。

徹底的にシンプル

グルス ボイスクッキングスケール 画面部分

基本的な操作ボタンは、シンプルにたった2つだけ。
左=[音声]…ボタンを押すと、音声で重量を読み上げる
右=[ON/OFF・0表示]…長押しで電源のON/OFF。普通に押すと、重量のゼロリセット。
ゼロリセットは、スケールに物が乗っている状態でも、そこからゼログラムとしてカウントする機能です。
電源ON → 皿を乗せる(=皿の重さが計られる) → 0表示ボタンを押す(=ゼログラムになる)
という感じです。

そのほか、使わなくても平気な機能

どうしても写真がまともに撮れなかったので、画像は無しですが、サイドに3つのボタンがあります。
1つは、操作方法のアナウンス。
1つは、音量のオン・オフの切り替え。
1つは、問い合わせ先とURLのアナウンス。

そしてこの3つのボタンは、点(凸)の数や向きで、触っても判別できる工夫がされています。

使ってみた感想

グルス ボイスクッキングスケール 全体

手元に届いて本体を見た時、正直「画面が大きくない…」と少しだけガッカリしました。
でもそれは、電源を入れる前だったから。
実際に電源を入れて計ってみたら、もはや画面なんて必要ありませんでした

最初に書いた通り、とにかく「計らない」ことが定着してしまっているので、今のところ紅茶や中国茶の茶葉の量の計測や、無駄に卵やどら焼きを乗せて計ってみたりしている程度ですが、 見えない・見えにくい苦痛から解放されて本当に楽チンです。
測ることが簡単すぎて、笑えてくるほどです。
こんなに簡単に楽に計量が出来るのなら、料理に対する意識も変わりそう。

この画期的な製品の情報を得た時は、「すごく便利な製品の誕生だ」とは思ったものの、とにかく計らない生活だったため、購入を迷いました。
でも実際に使ってみたら、買ってよかったとしみじみ思います。

「今まで、測る必要が無かったのではなく、測ることが視力的に苦痛だったから測らなかったんだ。
もう容易に測れるのだから、出来ることややりたいことが増えそう」
そんな気持ちに変わりました。

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どこで入手?

この「ボイスクッキングスケール」は、健康・福祉のプロダクトブランド「GRUS(グルス)」が、2019年夏頃から販売開始した製品です。
GRUSは、私は音声腕時計で知っていました。(欲しいけどまだ持っていません)

私はクラウドファンディングの「Makuakeマクアケ」で、この開発プロジェクトを支援して購入しました。
(なので一足お先に入手しました)
目標金額の倍以上が集まったこの企画。
こういう製品を待ちわびている人が多かった証なのでしょうね。
こういう製品を企画・開発してくれるということ自体、視覚障害を持つ一人として、本当に心強くありがたいことです。

現在は楽天でもAmazonでも販売されていますが、送料込みでダントツに安いのはAmazonのようです。

GRUS(グルス) クッキングスケール ボイスクッキングスケール(Amazon)

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