最近の私は、リモコンなんてせいぜいエアコンのリモコンくらいしか使わないのですが。
私なりの、見えにくくなってからのリモコン対応策を書いてみたいと思います。
リモコンボタンの工夫(1)
画像はだいぶ前の物ですが、リモコンのよく使うボタンに剥がせるマニキュアを塗っていました。
当時は見つけやすくするために塗ったのですが、実のところ触感も変わり、触ることでも判別できるようになりました。
ただ透明の物でもない限り、ボタンに書いてある文字は塗りつぶされるので、家族で共同使用する物などには不向きです。
そもそも乾く前にボタンの隙間などに入ってしまったら、もしかしたら大変なことになるかも知れないので、あくまでも自己責任です。
他所様にはお勧めできません。
リモコンボタンの工夫(2)
目印用の凸点シールを使う
安全でお勧めできるのは、凸点シールなどシールを貼ることでしょう。
上画像はまさに目印(触印)のために作られた、透明凸点シール。
私は視覚障害のイベントで、日本点字図書館のブースで購入しました。
小さく薄く透明なので、家族で使うものにも貼ることが出来ます。
ただ私の使い方が乱暴なせいか、気がつくと剥がれて無くなっていたりします。
百均にもあるかも
滑り止め用だとか何とか、透明〜半透明のシール(?)のようなものを、かつて百均で買ったことがあります。
私は滑り止め目的で購入しましたが、色々な形や大きさがあったのを覚えています。
細長いものや平らなものがあれば、切って使えるかもと思います。
リモコンの工夫(3)
工夫と言って良いのかどうか、表示が大きなものに買い替えてしまうというのは手っ取り早い方法です。
上画像はエアコンのリモコンで、右が最初から付属していたメーカー品、左が後から購入した、各社共通リモコンです。
シンプルで表示が大きいだけでなく、バックライトが付くので、暗い液晶画面が見えないロービジョンにも便利だと思います。
こういうシンプル大画面のメーカー共通リモコンの難点は、最初の設定が視覚障害だと大変なこと。
あと、私は一度やらかしたのですが、偶然にもその[メーカーと機種を設定する]というモードに入るボタン(2つ同時押し)を押してしまい、そうなると設定を終えるまでリモコンとして使えず、焦りました。
どこかに自分の分かる方法で、そんな時の対処法を控えておいた方が良いです。
リモコンの工夫(4)
それは、「リモコンを使わない」ということです。
製品によっては声で操作できる物も出て来た昨今。
今後もそういう製品は増え、便利になっていくのではないでしょうか。
私は声で操作する電化製品は天井のライト(シーリングライト)しか持っていませんが、リモコン操作無しで全て操作できます。
色々な障害の人、病気の人がいるので、「ボタンだけ」「音声だけ」「タッチ操作だけ」ではなく、操作方法の選択肢がある家電が増えたら良いなぁと思っています。
もはやリモコンの話ではなくなってしまいましたね。
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