とてもゆっくり視力の障害が進んだ私ですが、家の中のことで最初に困難を感じて泣けたのが、足の爪切りでした。
当初はメガネを色々変えたり、ルーペを使ったり、とにかく明るく照らしたり、すごい体勢で切ろうとしたり、うつし鏡をしてみたり、あらゆる工夫をしたのですが、ダメ。
手探りで無理矢理切った爪は、綿の厚手のソックスですら糸が引っかかって履くのが大変なほど、ギザギザの断面に。
爪を切る際に深く切り込みが入りすぎたり、時には皮膚をはさんだりと、痛い目にも。
もう本当に、悲しくて切なくて情けなくて、泣けました。
結論…やっぱり結局、手探りなのだ
ある程度見える場合は、持っていればタブレットをカメラモードにして、足先を拡大して映して、それを見ながら爪切りする、という手があります。
でも、それも厳しくなってくると、やっぱり手探りなんだなぁ。
これが、当初よりも上達したとは言え、やはり難だらけ。
ただ爪切りを変えたら、少しマシになりました。
何を隠そう、それはでは家にあった小さな爪切りで切っていたのです。
これが、少し大きめでクチコミも良いものに変えたら、だいぶ切りやすくなりました。
人によって合う製品は異なるはずですが、私は貝印のKE0122を愛用しています。
電動爪やすりも試しました。
安全性は間違いないのですが、私の足の爪は足の指に沿ったまま伸びる感じで、うまく当てられなくて、いまひとつでした。
手の爪問題
こちらはヤスリで削っています。
長いことガラス製爪やすりを愛用していたのですが、ある時割れてしまい、こうなると弱視としては片付けが大変。
もうガラスはきついな…と思って新たに探して見つけたのが、人造サファイアで削るらしい爪やすり。
こちらも貝印で、KF1012という型番を愛用しています。
品質は満足していますが、私は爪切りにしろ爪やすりにしろ、何で整えてもどこかギザギザになってしまい、しょっちゅうギザギザ部分を整え直しています。
なんか必要な時だけスイッチを押すと爪が伸びてくる仕組みなら良いのになーとか、しょうもないことを考えます。
余談 足の爪切りで手の指を切る
手探りでの爪切りは、指先の感覚が大事。
常に足の爪先を触りながら、加減して爪を切っているのですが、先日まさかの手の指をはさんで切ってしまいました。
足指を切らないように気をつけすぎて、手の指を切ってしまうという…
注意ですね。
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