困ったことまめちら日記

セルフレジとかいう地獄

私の視力の悪化は十数年かけて緩慢に進んだので、その間に色々な工夫や練習を重ねました。

ある程度見えていた頃に習得したものは、今も出来ることがあるけれど、かなり見えなくなってから出会ったものは、もう対処できていません。

その一つがセルフレジ。

まあ買い物自体かなり困難になりましたが、決まった店の、決まった位置にある、決まった商品は、少し前まではどうにか買えていた。

だけど、完全セルフレジになってからは、すべてがパーになりました。

セルフレジになって以来、百均ダイソーもイオンも2度と行っていません。

「あなたたち大企業は、一部の障害者と高齢者を切り捨てたのね」

と思っています。っていうか、クソ野郎が!って思ってます。

こんな汚い言葉でなく、「それだよ!!」と思ったのが、こちらの記事

増えるタッチパネルに困ってます 視覚障害者には何も伝わらず 「世の中は便利になるけど」増す生きづらさ:東京新聞 TOKYO Web
...

の中の

これまでできていたことができなくなり「自立を阻まれている」

という一文。

本当に、本当に、これなのです。

私に関して言えば、従来のレジならば、他のお客さんと同様に支払いまで出来ました。

でもセルフレジだと、お店の人を探してお願いしてやってもらわないと出来ない。

自分の障害のために人の手を煩わすことがどれほど申し訳なく、辛く、めげる気持ちになるか、大企業さんには分からないのでしょう。

今は家族に買い物などしてもらって生活出来ているけど、将来はセルフレジが原因で買い物もできず、餓死したりして…とか想像したりします。

そして、この問題をどうにか対処しようという気力ももうなく、ひたすら

「セルフレジ廃止にならないかなー」

とぼんやり願っているだけなのです。

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