見えにくさの対処法まめちら
老眼、目の病気、ロービジョン(弱視)などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

あらゆる手段で文字を読む

読み書き:読む

「見る・読む」ための様々な方法
のページで挙げた方法を、ここでは実践してみたいと思います。
こんな用紙を用意しました。

白い用紙に色々な色で文字を印刷している

B5用紙に、文字を印刷しています。
これを色々な方法で「見て」みましょう。

もくじ
  • 老眼鏡を使う/ルーペ を使う
  • 電子機器(タブレットその他)で拡大する
  • デジタル画像にして拡大する
  • デジタル画像からテキスト(文字)に変換
  • 老眼鏡を使う/ルーペ を使う

    老眼鏡を用紙の上に置いた 置き型ルーペ ハンドルーペ

    左は老眼鏡、中央は置き型ルーペ、右はLEDライト付きのハンドルーペ。 実際に目で見るのと撮影するのとでは、ピントの位置などが変わってくるので、画像はあくまでもイメージです。
    それぞれについては、

    老眼鏡と裏技ほか
    手持ちルーペの実際
    置き型ルーペの実際

    をご覧ください。

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    2.電子機器(タブレットその他)で拡大する

    ハンドルーペ

    例として、iPadを拡大読書器のように使ってプリント用紙を大きく映し出した様子です。
    ちょっと分かりにくい画像かもしれませんが、大きな面積を占めている黒いフチで囲まれているのがiPadの 画面で、右下にあるのが被写体のプリント用紙です。

    iPadとプリント用紙は、手で持つよりも、台などの上に置いた方がピントがいちいち動かないので 良い感じです。
    この使い方について詳しくは、

    iPadを拡大読書器や電子ルーペのように使ってみる

    で書いています。

    3.デジタル画像にして拡大する

    2.は「用紙」を「iPadのカメラ&ズーム機能」を利用して拡大しました。
    ここでは用紙を撮影(orスキャン)して、「データ」として取り込んだものを拡大します。

    まずは3種類の方法で取り込んだデータです。


    1.スマホカメラ


    2.スマホスキャン


    3.スキャナー

    1は、 スマホのカメラで普通に撮影。
    2は、メモアプリのスキャナ機能でスキャン(iPhone)
    2は、 スキャナーを使ったスキャン。

    さすがにスキャナーでのスキャンが一番きれいですが、どれも十分使えるクオリティー。
    これらの画像を、パソコン・タブレット・スマホなどで開いて、自由に拡大することで見えるようになります。
    下の画像は、iPadで拡大したものです。
    実際はもっともっと大きく拡大できるのですが、何の画像だか分からなくなってしまうので、この大きさで止めました。

    さらにこのようにデータ化することで、さらに発展した使い方が出来ます。
    次の4.で紹介します。

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    4.デジタル画像からテキスト(文字)に変換

    取り込んだ画像などのデータを、さらにテキストデータ(文字データ)に変換してみます。
    このような技術をOCRと言いますが、今は手軽にOCRが出来るようになりました。
    テキストデータにすることによって、大きなフォントで表示して見やすくしたり、編集したり、読み上げ機能を使って音声として読み上げさせることが出来るようになります。
    この項目については、後から追記しているので、参考に使う書類が今までとは異なります。

    OCRにするには様々な方法がありますが、手軽なのがスマホアプリを使うことです。
    OCRアプリもたくさんありますが、Microsoft社が出している「Seeing AI」と言うアプリが、便利でお手軽で私は一番お勧めです。

    下の画像がその例です。
    適当な用紙がなかったので、私のホームページをパソコンで表示(画像左)して、そこにスマートフォンの「Seeing AI」で撮影(自動に範囲を認識して自動撮影してくれる)した結果が、下画像右側です。

    スマホのアプリの中で、もうすでにテキストデータなっています。
    画像を左下の再生ボタンを押して、音声読み上げさせることもできます。
    また、テキストデータとしてコピーして、メモ帳その他に貼り付けたりメールで送ったりすることもできます。

    「Seeing AI」は、iPhoneでもアンドロイドでも使える、無料アプリです。他にも最先端の便利な機能があるので、使ってみて損はないと思います。
    詳しくは、下記のページでレポートしています。

    文字も顔も物も色も教えてくれるアプリ
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