見えにくさの対処法まめちら
老眼、目の病気、ロービジョン(弱視)などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

遠くを見る

外出

病気などで視力が低下すると、いくら眼鏡の度数を合わせても、遠くも見えにくくなる場合があります。
ここでは遠くを見るためのアイテムや、見えない場合のアイディアなどを紹介します。

もくじ
  • 単眼鏡を使う
  • スマホも使える!
  • 見えにくい目での外出のアイディア
  • 単眼鏡を使う

    単眼鏡 ナイツとBESPIN

    遠くを見るためのアイテムといえば、まずは単眼鏡でしょう。
    双眼鏡は両目で見ますが、単眼鏡はその名の通り片方の目だけで見ます。
    手の平に乗るサイズなので、持ち歩きも負担になりません。

    単眼鏡選びの注意事項3つ

    まずは最短焦点距離が短いものを選ぶことです。
    単眼鏡にはアウトドア向きの"とにかく遠くが見える"タイプと、美術鑑賞などでも使える"遠距離・中近距離の両方が見える"タイプとがあります。
    最短焦点距離が数十センチ〜の単眼鏡ならば、"手は届かないけど近い距離"の物も拡大して見る事ができます。
    つまりは手元はルーペで見て、中近距離と遠距離は単眼鏡に担当してもらう感じにします。

    2つ目はメガネを掛けている人はアイレリーフ(眼の位置から接眼レンズまでの距離)がある物を選んだ方が良いでしょう。
    アイレリーフの距離があれば、メガネを掛けたままで単眼鏡を覗き込む事ができます。

    3つ目は可能な範囲で倍率の低いものを選ぶことです。
    見えにくさを抱えていると、どうしても見やすそうな高倍率に惹かれますが、ルーペと同じで倍率が上がれば上がるほど視野が狭くなります。
    ただでさえ遠くの物を見る=探す範囲が広くなるのに、見える面積が小さいとなると、もはや対象物を探せなくなる恐れがあります。

    視覚障害者も使っている単眼鏡

    ポケビュー6倍

    視覚障害者の補装具費支給制度対象品として認定されている、ナイツ(NEITZ)の単眼鏡(上画像)を見てみましょう。

    PK-4 倍率(遠):4倍 倍率(近):5.5倍 焦点距離:20cm 実視界:12.5°
    PK-6 倍率(遠):6倍 倍率(近):7.6倍 焦点距離:23cm 実視界:9.3°
    PK-8 倍率(遠):8倍 倍率(近):11倍 焦点距離:30cm 実視界:7.0°
    PK-8L 倍率(遠):8倍 倍率(近):10倍 焦点距離:70cm 実視界:7.8°

    どれも最短焦点距離が数十センチと短いですね。
    ちなみに私もこの製品の6倍を購入し、外出時の相棒として長く使ってきました。
    結果、本体は今も健在なのですが、ストラップホールが壊れてしまいヒモを通せない事態に。
    なのでその後は違う物を購入しました。

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    その他の単眼鏡

    上記ナイツ以外の単眼鏡をいくつか挙げてみましょう。
    初めての方にも使いやすい、倍率4倍の単眼鏡を選びました。

    BESPIN Arts Monocular 4×12

    名前の通り美術鑑賞専用の単眼鏡です。
    そのため、焦点距離も短く、"うす暗い館内でも「明るく」「はっきり」"というコンセプトなので、見えにくい人が日常使いするのにも良いのではないかと思っています。
    価格的に購入しやすいのも魅力。

    私は上記ナイツを持ち歩けなくなり、試しにこちらを購入しましたが、見え方に大きな差は無いように感じます。
    実は半額セールの時に2つ買い、1つは老眼の親にあげたのですが、親曰くものすごく良く見えるらしく、嬉しそうに興奮気味に使っていました。

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    ビクセン 4倍単眼鏡 アートスコープ H4×12

    天体望遠鏡や双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー、ビクセン(Vixen)の単眼鏡。
    長時間の観察でも目が疲れにくい、ハイアイポイント設計とのことです。

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    ケンコー(Kenko)リアルスコープ 4x12N

    光学機器でおなじみのケンコーの単眼鏡。
    明るくクリアなフルマルチコートを装備した、超軽量コンパクトサイズのギャラリースコープです。

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    単眼鏡に便利なカラビナストラップ

    普通に見える人が単眼鏡を使うのは、美術館やアウトドアなど限られたシーン。
    でも見えにくい人は、日常のあらゆるシーンで使うことになります。

    単眼鏡にはネックストラップが付属している物もありますが、もしルーペもネックストラップの物を使う場合、双方の紐が絡まったりして不便です。
    私自身そうだったのですが、そこでたどり着いたのが
    [方法1]
    単眼鏡=ハンドストラップで手首にかける
    ルーペ=ネックストラップで首にかける
    [方法2]
    単眼鏡とルーペの双方にカラビナを付け、その時々に使う方をネックストラップにつける

    というものでした。
    後者で便利だったのが、カラビナリングが脱着可能なネックストラップ
    これを一つ購入し、カラビナリングのみの物もさらに購入して、カラビナリングを単眼鏡、ルーペ、LEDライトなどに付けて持ち歩いていました。(下画像)

    そして必要な時に必要なものをネックストラップにカチッと装着していました。
    見栄えはおしゃれではありませんが、便利という点では最高でした。
    (今はスマホカメラだけで乗り切っているので、過去の話になります)

    スマホも使える!

    スマホをどこかに向けるポーズは、撮影かと思われるのが普通なので、人がいる場所では出来ない方法ですが…
    場所や状況を選べば、スマホの拡大鏡アプリやカメラアプリがとても役立ちます。

    私は例えば駅ホームの電光掲示板を見たい時に、iPhoneのカメラで映して見ます。
    好きに拡大出来るし、単眼鏡よりも視野が広いので便利です。(混んでいる時は避けますが)
    屋外だと、撮影出来ても画面自体が光のせいで見えない場合が多いので、撮影だけして家に帰って拡大して見て確認する、という使い方をしたり。
    撮影が可能な屋内では、撮影はしないけれど堂々とiPhoneを向けて拡大鏡機能を使って、見させてもらいます。

    家の中では、床に落とした物を探したり、壁のカレンダーを見たり時計を見たり、押入れやクローゼットの中をみたり、棚を見たりと、色々使っています。

    見えにくい目での外出のアイディア

    上にあげたアイテムなどで、見えない部分を補うことはある程度出来ますが、もちろん万全ではありません。
    悲しいですが、見えなくなった分は他の努力で補わねば、見えていた頃のような行動は出来ません(涙)
    私がしていることは、

    ・外を歩いている時は耳からの情報を大切にする(車や足音、自転車など)
    ・信号や横断歩道を渡る時は、とにかく周囲の音から流れを読む(*)
    ・知らない場所、慣れない場所に行く時は、事前にルートを確認して頭に入れておく
    ・駅構内やデパート、ショッピングモール施設内でのルートも、事前に調べて頭に入れておく
    ・屋外でもGoogle マップアプリを操作できるよう、慣れておく
    ・躓いても転ばぬよう、反射神経や運動神経を鍛えておく
    ・「行き」の際に、「帰り」の道順や目印などのことも考えておく
    ・行かれなさそうな所へは、一人では行かない(通販や郵便、メールで済ませられないか検討)

    などなどをするようになりました。
    信号や駅のホームからの流れなど、前の人に密かに着いていくこともあります(前の人スミマセン…)

    *に関して、信号の色をアプリで知らせてくれるシステムなど、心強いありがたい開発が進んでいるようです。
    「視覚障害」「信号」などのキーワードで検索すると、色々な情報が出てきます。
    私も何度も危ない思いをしたし、ドライバーさんにも迷惑を掛けてしまうので、これがすべての信号で実用されたら良いなぁと心から望みます。

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