近くを見る
外出
たとえば買い物中に値札や商品説明が見えないとか、手渡されたパンフレットが見えないとか、その場で書く申込書などが見えないとか。
そんな、外出中の「近くが見えない」に対処するグッズやアイディアをまとめました。
外出時の遠くが見えない対処法は、こちらのページをご覧ください。
買い物などに、首から下げられるルーペ
買い物の時の見えにくさ対策に試行錯誤した末に行き着いたのが、首から下げられるルーペです。
理由とポイントは、
2番目の倍率については、高倍率のものは焦点距離が短くなるので目やルーペを近づける必要があります。
なので見える範囲で極力低目の倍率のルーペを選ぶことをおすすめします。
これらを考慮して選んだものを以下に挙げます。
「ちょっと見えにくい」人向け
エッシェンバッハのグレンツェンエイトは、レンズの質の高さと見た目のおしゃれさを兼ね備えてペンダントルーペ。
倍率3倍なので、老眼〜少し見えにくい人におすすめです。
実は私もすごく憧れていて、でも自分の視力では倍率3倍では足りないので、老眼の母に勧めました。
画像で見るよりも高級感があり、便利なだけでなくオシャレに見えるので、母もとても気に入ったようです。
グレンツェン・エイトのレポートは下記のページで書いています。
「見えにくい」人向け
さらにもう少し見えにくい場合は、同じくエッシェンバッハのモビレントをおすすめします。
かたつむりのように丸っこい形で、ルーペのレンズは一体型のケースにきっちり収まり、汚れを防ぎます。
ケースを開いて机やテーブルの上に置いたとしても、レンズは触れないので、よほどのことがなければ劣化せずものすごく長持ちします。
ストラップホールもあり、付属のストラップか、好みの紐を通して使う事ができます。
かつては倍率によってケースの色が異なりましたが、現製品はすべて白になりました。
さらにLEDライト付きのものも登場しました。
4倍、7倍、10倍の製品がありますが、買い物用には4倍のみお勧めします。
「もっと見えにくい」人向け
高倍率ルーペは、対象物とルーペと目とをかなり近づけることになるので、買い物にはあまり適さないように思います。
例えば私はスマホの拡大鏡機能を使っています。
顔を近づけなくても見えるので便利です。
携帯用の電子ルーペを使うのも良いと思います。
あとはテーマから逸れますが、ネットショッピングが便利です。
スマートに持ち、スマートに使えるルーペ
上で紹介したルーペは首から下げていても素敵なデザインですが、もっとスマートに持ったり使ったりしたい場合は、こちらのカード型のルーペ(イージーポケット/エッシェンバッハ)がお勧めです。
通常のカード型ルーペはフレネルレンズという”安価だけれど見えにくい”レンズを使っている場合が多いですが、こちらは材質が全く異なり、PXM光学樹脂を使っています。
スタンダードタイプの本体サイズは55mm×*5mm*厚さ6mm。
胸ポケットに入っちゃいます。
この薄さでありながら、LEDライト付き。
ビジネスシーンにも合うシンプルなものと、おしゃれ心のあるデコレーションタイプがあります。
倍率は3倍のものと4倍のものがあります。
・Amazon 楽天 ・Yahoo!ショッピング
旅のお供に?変身するルーペ
色々なシーンが想定される旅のお供に、こんなルーペはいかがでしょうか。
上の画像は、エッシェンバッハのユニバーサルルーペ。
レンズ倍率3.5倍、レンズ径60mmのこのルーペは、
手持ちルーペ・置き型ルーペ・スタンドルーペ
の3役に変身できるユニークなルーペです。
手に持って使い、地図などの上に置いて使い、針に糸を通すなどの手作業で使い…
色々活躍してくれることでしょう。
その他
ロングセラーの形
昔からある携帯用ルーペといえば上画像のようなタイプかなと思いますが、私はこのタイプに紐を通して首から下げて使っていた時期もありました。
下画像はエッシェンバッハのハンディルーペで、下はそのカバーを取り去って穴の部分にストラップを通したもの。
絵的におしゃれではないので、使うシーンを限られましたが…
2枚レンズ内蔵で3種類の倍率
カメラでおなじみのニコン(Nikon)は、ルーペも製造販売しています。
中でもユニークなのが、携帯用にも関わらず2種類のレンズを内蔵している、ニューポケットタイプルーペ 20D。
2倍と3倍のレンズが入っており、1枚で使ったり2枚を合わせたりすることで、2倍/3倍/5倍の3種類の倍率で使い分ける事ができます。
*同じシリーズで1枚だけ内臓のタイプもあるので、購入時は気をつけてください。
2枚内蔵は「20D」です。
最後に
以上、外出時に近くを見るためのルーペなどの紹介でした。
携帯用ルーペやペンダントタイプのルーペは膨大にありますが、品質はピンからキリまで様々です。
価格が全てではないけれど、安価な物はレンズが暗く、歪みがあり、傷がつきやすく劣化が早い場合が多いようです。
軽い老眼程度ならば質の悪いルーペでもそこそこ見えるでしょうが、もっと見えにくい場合は低品質のルーペだと全然見やすくなんりません。
例えば同じ「3倍」のルーペを比べると、高品質のものと低品質のものでは、同じ倍率とは思えないほど見え方が異なります。
見えにくい人ほど、高品質のルーペを選んでほしいです。