ぶどう膜炎…遺伝の有無

目の病気
まず初めに、私に医学知識は一切ありません。
調べたり学んだりする気もありません。
ただただ、自分のケースを記しておこうと思うだけです。

先に、ぶどう膜炎は遺伝病ではありません。
そもそも原因も色々だし、原因不明の場合も多いし、発症したとしても症状も重さも千差万別。
ぶどう膜炎の人と出会ったこと自体少ないですが、その中では「親も(子も)同じ病気」というケースをひとつも聞いたことがないです。

しかし、うちの親は私がぶどう膜炎を発症する何年か前に、飛蚊症が出て「虹彩炎」(=ぶどう膜炎の前眼部の炎症)と診断されました。
とは言っても症状はごく軽く、数度の通院と目薬だけで落ち着き、その後ずっと悪化も再発もなく、視力も落ちることなくずっと生きてきました。
私のぶどう膜炎は、前眼部に炎症が出たことはほとんどなく、もっぱら眼底の炎症。
同じ「ぶどう膜炎」で括れはするけど、病状も病気の重さも全く異なるものでした。

ちなみに親の姉(伯母)が数年前にサルコイドーシスの診断を受けました。
とはいえ眼症状はありません。
また、私のぶどう膜炎はサルコイドーシスではありません。

これらのことは、遺伝なのか何なのか。
似て非なる、でも似てる。
外見や体質が似るように、弱い部分や何系の病気を起こしやすいかという体質は受け継ぐんじゃないかなと思います。

しかしもちろんこんな重病になってしまったのは私だけ。
視力に障害のある人なんて、家系に一人もいません。
なんでこんなに重く悪くなっちゃったのかなぁ…と素人が考えて思いついたのは、もう片方の親がけっこう強いアレルギー体質なんですよね。
あと高齢になってから、ステロイドを服用する病気を発症したんです。
眼科ともぶどう膜炎関係とも全然違う病気ですが。

「眼や自己免疫疾患にやや弱点がある系」×「アレルギー体質+ステロイドを要する病気系」のコラボの結果、私のような重いぶどう膜炎持ちが生まれてしまったのか、何なのか。
両親とも結婚した頃は完全健康体だったので、まさか私のような子供が産まれてしまうとは(発症は中学生時ですが)思ってもいなかったことでしょう。

そういえば眼科入院中に何かの遺伝子検査(自費タイプ)も受けたのですが、何も出なかったようです。

私自身の結婚や出産を考えた時、遺伝の可能性を考えて悩んだ時期もありました。
それで及び腰になり、逃げの方向に行ってしまったことも数度…
元々結婚願望が希薄だったのと、自分の血を引く子供なんか欲しいと思ったことがないので、結婚せず今日まで来てしまいましたが。

まとまってないのに無理矢理終えますが、まあ星の数ほどある中の一例だと思ってくれればと思います。

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