視力低下などで外での運動が難しい場合は、部屋で簡単に楽しくできる運動がおすすめです。
今回はバランスボールの紹介をします。
バランスボールとは?
わりと有名なので、知っている人も多いかも知れませんね。
大きめのボールで、座ったり座った姿勢で色々な動きをしたり、足で挟んだり腕で押したりなど、色々なトレーニングが出来、体幹を鍛えるのにも有効です。
色々なメーカーが販売しており、色も豊富にあります。
座って軽く弾むようにするだけでも体幹トレーニングになり、楽しく使うことが出来ます。
バランスボールで出来ること
上でも書いたように、体幹を鍛えるのに特に適しています。
例えば、バランスボールに座って先発後の上にドライヤーをかけるとか、バランスボールに座って歯磨きをするとか。
そんなちょっっとしたことでも体幹が鍛えられます。
もちろんトレーニング法は実にたくさんあり、座りながらする運動もあれば、手をついて腕立てのようにしたり、仰向けになって両足ではさんで持ち上げたり、さらにひねったり。
両手と両膝とでバランスボールに乗ったり。
または座った状態で両足を床から離して、転がらないようにバランスを取ったり。
バランスボールの上で膝立ちをしたり。
とにかく様々な運動メニューがあり、本も色々とあります。
株式会社ラックスさんのサイトに出ているイラストが、比較的みやすくわかりやすいと思うので、リンクを貼ります。
選ぶ際に気をつけること
a.サイズ選び
バランスボールのサイズは、直径55センチ、65センチ、75センチの3種類があります。
(それ以外にもあります)
よく見かける説では
身長155センチ以下→直径55センチの物
身長155〜170センチ→直径65センチの物
身長170センチ以上→直径75センチの物
が適すると言われています…が!
身長158センチの著者は、65cmΦのバランスボールを購入したら大きすぎて使い物になりませんでした。
スポーツ施設で色々なサイズを試しましたが、やはり55cmΦがぴったり。
こういう場合もあるので、出来れば試乗(?)してから購入を決めたいものです。
(座って床に足を付けた状態で、膝が直角に曲がるくらいがちょうど良いです)
b.アンチバースト(ノンバースト)を選ぶ
恐らく大抵の製品はアンチバースト(ノンバースト)だと思いますが、大切なことなので確認しましょう。
これは、万が一穴が開いたり切れたりした時に、破裂するのではなく、少しずつ空気が抜けてしぼんでいくように出来ているというものです。
体重掛けた途端に破裂しちゃったら怪我しちゃいますからね!
c.不安な場合はリング付きも
また、ボールの上でバランスを取りにくい人、怖さがある人、転びやすかったり転んだ場合に危険度が高い人は、固定リングがセットになっているものを選ぶと、ボールが転がっていかないので安全安心に使えます(下例)
d.しっかり運動する予定の人は耐荷重もチェック
椅子がわりに座ってユラユラする程度なら問題ありませんが、もっと色々な動作をしてトレーニングしたい!という場合は、耐荷重もチェックしましょう。
e.価格は?
例えばAmazonで見てみると、千円台後半から一万円くらいまで、幅広い価格で製品があります。
私が通っていたスポーツ施設ではNISHI(ニシ・スポーツ)のバランスボールが使われていて、こちらは一万円前後という高額ですが、さすが素材も耐久性も品質も優れていました。
一方、私のバランスボールは1800円弱で購入したものですが、3年近く経つ今でも特に問題もなく健在です。
バランスボールのデメリット?!
運動をするグッズとしてのバランスボールはとても良いのですが、人によってはデメリットがあるかもしれません。
というのは、大きいので邪魔なのです(!)
広い家の方、整理整頓上手な方、センスの良い方には問題ないのでしょうが…
私などは、なんども膨らませては空気を抜いて押し入れに仕舞い、取り出しては膨らませて、また空気を抜いて…と繰り返しています。
「やっぱり邪魔だ」「やっぱりやりたい」の繰り返しです。
ちなみに空気入れは付属している場合が多いと思いますが、私の物は足でピコピコ踏んで空気を入れるタイプです。
それでもやはりお勧め!
家の中で出来るトレーニングはたくさんありますが、バランスボールの良さは「座るだけで体験を鍛えることが出来る」という点だと思います。
「さて運動するぞ」と意気込まなくても、生活のちょっとしたシーンでパパッと座るだけです。
「座るだけ」という意味では、バランスディスクもあるのですが、あれを椅子に敷いて常に乗っている、というのは人によるかも知れませんが常に小さなストレスがある気がします。(私がそうでした)
それよりもバランスボールを邪魔にならない場所に置いておき、ちょっとした隙間時間にササっと乗る方が、楽しく有効に運動を続けられるように思います。
そもそも「大きなボール」という時点で、なにかこう生物としてワクワクする気がします。
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