声で重量をお知らせ ボイスクッキングスケール(音声秤)が大活躍

ボイスクッキングスケール 家事

音声腕時計などでもお馴染みのGRUS(グルス)のボイスクッキングスケールが、クラウドファンディングMakuakeに登場したのが2019年のこと。

当時は音声で計測結果を教えてくれる製品は高価なものばかりで、この登場には驚いたものでした。

私(中途ロービジョン)はもともとお菓子作りや繊細な料理など一切しないので、

「すごい製品だけど、買っても使わないかな?」

と思い購入を迷ったのですが、あれから3年強、ささやかな使い方ながら大活躍してくれているので紹介したいと思います。

使うボタンは2つだけ。とことんシンプルなボイスクッキングスケール

グルス秤

目が見えにくい場合、使い方が極力シンプルである必要があります。

この音声秤は、主要なボタンはたったの2つ。

右の赤いボタンが電源のオン/オフと、ゼロリセット。

電源のオン/オフの時には長押しします。

そして左の黒いボタンが、音声読み上げボタン。

これを押すと「95グラム」などのように現在の重量を読み上げてくれます。

とっても簡単です。

ちなみに重さが変わった時にも自動で読み上げてくれます。

また、電源を切り忘れても約5分後くらいに自動で電源がオフになります。

その他の機能など

GRUS はかり

側面ボタン

私は不要なので使ったことがありませんが、側面にもボタンがあります。

1つは操作方法のアナウンス。

1つは音量のオン・オフ切り替え。

1つはお問合せ先などのアナウンス。

これらは触って判別できるように、点がそれぞれ1つ、2つ、3つと付いています。

デザイン

デザインも見えにくい人のことをしっかり考えられています。

本体の黒に対して、上皿が白。

上皿の中央にあるセンターマークも目立つようになっています。

また主要ボタンや液晶表示などを囲む部分は、やはり本体の黒に対してコントラストくっきりの白。

その白に対して、2つのボタンは赤と黒で、これまた視認しやすくなっています。

つまり、見えない人にも見えにくい人にもとことん配慮されているのです。

ボイスクッキングスケール

3年間使っての感想

そもそもズボラ人間なので、秤を使うような料理をしません。

もっぱら郵便物などの重量計測や、調理したものを小分けにして冷凍保存する際に等分にしたい時や、パスタを茹でる際の計測程度なのですが、それでももう本当に大活躍してくれています。

初めて手にした時は「液晶画面ももっと大きければ良いのに」と思ったのですが、実際に使ってみたら全く不要でした。

もはや画面は要らないくらいです。

測りたい時は、この秤をテーブルなどの上に置いて、電源ボタンを長押しして、物を載せるだけ。

もう一度重量を確認したかったら左の音声ボタンを押すだけ。

終わったら電源ボタンを長押ししてオフにするだけです。

容器の重さ引いて測りたい時は、容器を乗せてからゼロリセットボタン(電源ボタンと同じ)を押せば、その状態を0グラムとしてカウントしてくれます。

これだけです。

敢えて不満な点を挙げるとしたら、音声がはっきりクッキリしているので、真夜中だとちょっと使いにくいかなという程度です。

まあ真夜中に測りたくなることはほとんど無いので、問題ありません。

スペック

測定範囲は±3000g。精度は液晶では±1g、音声では±2g。

本体サイズはH41mm x W145mm x D196mm、

上皿サイズ直径150mm、

本体重量は約288g(電池含む)。

使用電池単4乾電池×3本。

素材はABS。

本体は非防水ですが、上皿は取り外して水洗いが可能です。

購入について

私はクラウドファンディングMAKUAKEで購入しましたが、現在はいろいろなところで購入可能なようです。

ネットでは大手のAmazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ヨドバシカメラ、ビッグカメラその他ショッピングサイトで取り扱っています。

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