イージーポケットのスタンド付きバージョン
読み書き:ルーペ ピックアップ
カードのように薄いにも関わらず、新開発「ディフラクティブレンズ」により明るくクリアで歪みのない高品筆なイージーポケット。
倍率やカラーにバリエーションがあるイージーポケットですが、さらにスタンド付きタイプが加わっていました!
詳しくみてみたいと思います♪
そもそもイージーポケットとは?
従来のスタンダードタイプではサイズ55*85*厚さ6mm(重さ31g)という、ワイシャツの胸ポケットに入ってしまうくらいのスリムなルーペです。
一般的には薄いカードタイプのルーペはフレネルレンズである場合が多く、安価ではあるものの視野が暗く、倍率も低く、劣化も早いなど、「薄くて軽くて安い」以外にメリットが無いような物が多いのです。(*私見です)
しかしエッシェンバッハのイージーポケットはそれらとは全く異なり、PXM光学樹脂を使用していて、これは「高透明度」「高純度」「高硬度」「高解像度」を兼ね備えています。
さらにこのイージーポケットにはLEDライトがついており、ケースからレンズを引き出すと自動的にライトが点灯します。
一番大切な「見える」を高品質で実現しつつ、かつてない薄型軽量でしかもライトとケース付きという、スマートでスタイリッシュなルーペなのです。
スタンドが付いたタイプが出現
さてこちらが本ページの主題です。
前述のイージーポケットに、スタンドの付いたタイプが出現しました。
スタンドが付くということは、スタンドを使えば両手が使えるということ。
つまり、「見る・読むため」であったルーペに、「なにか作業する」という利点も加わったということです。
例えば毎日のように細かい手作業をするような人は、どっしりした従来のスタンドルーペを置いておけば良いと思いますが、それほどでも無い人が、例えば針穴に糸を通したいとか、申込用紙に記入したいとか、指に刺さったトゲを見たいとか、「ちょっと一時的に使いたい」という時に最適だと思うのです。
普通のスタンドルーペって、置き場所を取りますからね。
置きっぱなしの場合は、直射日光とかに気をつけなくちゃいけないし。
でもスタンドタイプに変身するカード型ルーペならば、置き場所も取らないし、さっと出してさっと仕舞えます。
スタンダードタイプとの違い
スタンド無しの従来のものは「スタンダード」と表記されており、スタンド付きのタイプは「XL」と表記されています。
両者の違いはスタンドの有無だけではありません。
整理してみます。
サイズの違い
まず、サイズが異なります。
スタンダードタイプのレンズサイズ:46mm*50mm
XLタイプのレンズサイズ:50*75mm
スタンダードタイプの本体サイズ:55mm×*5mm*厚さ6mm
XLタイプの本体サイズ:63*113*厚さ9mm
スタンダードタイプの重量:31g
XLタイプの重量:58g
このように、スタンド付きのXLタイプは、レンズサイズが60%アップしています。
これは新聞など広い紙面を見る時や、レンズ越しに作業するのに便利だと思います。
レンズ倍率の違い
スタンダードタイプには、レンズ倍率3倍のものと4倍のものがあります。
一方、XLタイプのレンズ倍率は2.5倍です。
スタンダードタイプよりもXLタイプは倍率が低いですが、これはやはり広い面を見たい場合や手作業などをするのに向いているでしょう。
外観の違い
スタンド付きXLサイズは、シルバーのケースです。
一方スタンダードサイズの倍率3倍のイージーポケットは、シルバーとブラックの他、クリスタルガラスをあしらったおしゃれなデザインのものもあります。
下の画像は、クリスタルガラスタイプの例です。
こんな人におすすめ
あくまでも目安ですが、
新聞を読むために必要な視力=0.5以上
地図を見るために必要な視力=0.8以上
だそうです。
そして今回取り上げているイージーポケットのXLはレンズ倍率が2.5倍。
これらを参考に推測するに、まず
新聞を読みたい場合は、矯正視力が0.2以上ある人(0.2*2.5=0.5)
地図を見たい場合は、矯正視力が0.32以上ある人(0.32*2.5=0.8)
が目安になるかと思います。
(情報を参考にしての、素人の私の計算です)
逆に言えば、矯正視力が0.3~0.4以上ある人ならば、間違いなくクリアで明るくハッキリした像が見えることでしょう。
そこまで視力が悪くなくとも、例えば老眼の人がさりげなく持つスタイリッシュなルーペとして最適なのではないでしょうか。
なにしろ、手持ちルーペ・携帯用ルーペ・スタンド型ルーペの3役を担ってくれるのですから。