iPhoneやiPadでKindle本を「音声で」読む方法
(2)VoiceOver(ボイスオーバー)
IT:視覚障害とiPhone/iPad
iPhone(iPad)のショートカットアプリを利用して、タップするだけで文字の大きさを変えられるアイコンをホーム画面に並べてみます。
文字の大きさ(テキストサイズ)
私のようなロービジョンには欠かせない、iPhoneの機能「文字の大きさ(テキストサイズ)」の設定。
今までは、コントロールセンターからその都度大きさを変更していました(上画像)。
これも十分にアクセスしやすい状態なのですが、
(1)コントロールセンターを開く
(2)テキストサイズ変更のアイコンをタップする
(3)テキストサイズを変更する
(4)ひとつ前の画面に戻る
(5)コントロールセンターを閉じる
と言う、簡単ではありますがいくつかの手順を踏む必要がありました。
「見えないならばいつも最大の大きさにしておけば良いじゃないか」
と思われるかもしれませんが、アプリによっては文字同士が重なってしまって何が何だかわからなかったりと、時々不都合もあるのです。
と言うわけで、今回は3種類のテキストサイズにワンタッチでアクセスできるように作ってみました。
テキストサイズ変更のショートカットを作る
ショートカットアプリの詳しい使い方については
アプリ「ショートカット」を活用
のページをご覧ください。
こちらではさらっと進めます。
ショートカットの作成で、[設定]アプリを選ぶ
新規ショートカット
>アクションを追加
>App
>設定アプリ
の順で選んでいきます。
「テキストサイズを設定」選ぶ
ずらっと並んだ項目の中から、「テキストサイズを設定」を選びます。(左)
するとテキストサイズの一覧がこれまたずらっと出てきます。(右)
テキストサイズは最大から最小まで12段階あります。
ここのメニューでは、最小から最大まで、1段階ずつ並んでいます。
つまり、「特特特大」よりも、「アクセシビリティー・中」の方が1段階大きいです。
アイコンはオリジナルにした
このショートカットアプリ内のアイコンイメージにぴったりくるものがなかったので、自分で簡単につくりました。
上の画像の左のように1つだけ作って、後はテキストサイズの大きさに合わせて、適当に切り抜く大きさを変えました。
完成
左画像のように、とりあえず3種類つくりました。
これのどれかをタップすると、右画像のようなメッセージが出て、テキストサイズが変更されます。
私の場合は、最大限のサイズと、それより3段階小さいサイズ、デフォルトサイズを指定しました。
デフォルトサイズなんて小さすぎて何も見えないのですが、本来のレイアウトを確認する時などたまに必要な時があるのです。
おわりに
以上、簡単にテキストのサイズをワンタッチで変更できる、アクセシビリティーのショートカットを書いてみました。
他にも、ショートカットで指定できるアクセシビリティー機能がいろいろありそうなので、うまく活用したいです。