見えにくさの対処法まめちら
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視力0.02だけど、拡大鏡(ミラー)を買ってみた

美容健康:顔

顔などを大きく映す「拡大鏡(ミラー)」の存在は知っていたけれど、視力0.02・視野欠損・視野の濁りや歪みのある私には到底見えないだろうと思って、持っていませんでした。
でも「ほんのちょっぴりでも、超ぼんやりでも、見えれば良いじゃないか!」という前向きな気持ちになり、この度拡大鏡を購入してみました。

選択

倍率は5倍と10倍が大部分を占め、中には20倍というものもあります。
普通に見える人の場合は、「アイメイクを緻密に丁寧にやりたい」「毛穴チェックしたい」などの目的に応じて倍率を選ぶのでしょう。
私の場合は、「普通に見える人が普通の鏡を見る感じ」が目的だったので、顔全体が映り込むであろう「5倍」を選びました。
鏡の大きさも、顔全体が映り込むように少し大きめのもの(直径20センチ)を選択。

あとは形状ですが、脚の長いスタンドタイプを選びました。
目の前にしないと見えないので、脚の短いタイプだと顔から鏡面の距離が遠くなるし、手鏡は持つのが面倒そうだし、壁に取り付けるタイプは自分の見やすい位置に微調整出来なくなるだろうし…という理由です。

たしかに大きく映る

上の画像は、拡大鏡とミッフィーと撮影のスマホを、それぞれほぼ同じ位置のままで撮影した様子です。
5倍の方は明らかに大きく拡大されています。

自分の顔を映してみても、5倍だからといって顔が5倍長くなる、というわけではなく、距離にもよりますがだいたい顔が納まるくらいの拡大率かと思います。
等倍より三回りくらい大きく見えるかなぁという印象です。

ただ…やはり5倍にしたから見える、というわけではないですね。
確かに顔は大きく映るのだけれど、そのぶんボヤけるような気もします。
また、中心付近の視野の欠けが大きいので、とっちみちどれだけ大きくしても部分部分がぼんやり見えるだけであり、顔全体は見えないんですよね。

でも、視野の欠け以外は問題ない人だとか、視力は悪いが視野の欠けはない人だとかは、試してみる価値があるのではないかと思います。
なにしろ私は網膜も視神経も血管も、ぜんぶ病気で変性してしまっているので全て悪いのです。
見えない中で一番まともに見えるのは、鏡よりも撮影→パソコン画面で拡大、という方法であることを再確認しました。

鏡ってどうやって送られてくるの?

買い物のほとんどをネットに頼っている私は、今回の拡大鏡もAmazonで購入しました。
「すごく大きな箱なのでは?」「割れていたらどうしよう?」という心配も少しだけありましたが、土台部分と本体部分が分かれていて、自分で差し込んでクルクル回して止めるというものでした。
この土台と本体にピッタリ合うように成形された発泡スチロールに守られ、さらにピッタリの外箱に入っていました。
(これが、他の注文荷物と共に、いつものAmazonの段ボールに入っていました)

2000円弱でお手軽な価格だし、「試してみたい」という望みは叶ったので、まあ買ってみて良かったな…と思います。
徐々に視力低下した身としては、もっと見えているうちに買えば良かったとも思いましたが。
私が購入した拡大鏡は

こちらの品(シルバー、200mmΦ)ですが、他にもたくさん拡大鏡があるので、普通の鏡が見え難くて不便を感じている人は試してみても良いかも知れません。

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