見えにくさの対処法まめちら
老眼、目の病気、ロービジョン(弱視)などの様々な「見えにくさ」に、あらゆる対処法を提案

30代でロービジョン(視覚障害)になった私の、今後のファッション考

美容健康:ファッション

目の病気で、徐々に見えにくくなってきた頃。
洋服を買いに行って、ピンクだと思ったらブラウンだったり、グレーだと思ったらカーキだったりと、 よく色を見間違えて買って帰ってきました。
また、値札を見間違えて会計の時に慌てたりも。

そのうち実店舗で買い物をするのが難しくなり、インターネットで99%以上を購入するようになりました。
色の名前は文字で書いてあるし、値段もゆっくり落ち着いて拡大して見れば良いしで、滅多に大間違いはしません。
でも、素材感や季節感がわからず、手持ちの服とコーディネートするつもりで買ったのか全く使えないなんて事は良くあり……

そして、さらに悪くなる一方である目の病気を持つ身として
「この先、洋服とかどうしよう」
というのが、たくさんある課題の中の1つになりました。

そんな私の、これからの勝手なファッション考察です。

もくじ
  • まずはワンピースを考えた
  • 次に考えたのは、コーデ買い
  • 現時点での答え
  • やはり、似合うを知ること
  • 流行とセンス
  • もっと見えなくなったならば
  • まずはワンピースを考えた

    1番の課題、トップスとボトムスの組み合わせ。
    これを手っ取り早く解決するには、ワンピースで良いのではないかと思いました。
    「今日はお出かけ?」と聞かれてしまいそうなものではなく、カジュアルなもの。
    また、ワンピース自体が女性らしいものなので、大人としては甘さを抑えて、ちょっと辛口にしたい。
    例えば、最近気になったのがこちら。

    甘くないし、大人スタイルだし、カジュアルだし良いなぁと思ったのですが、残念ながら自分には似合わないタイプ。

    このくらいなら、素材が柔らかそうなので骨格ウエーブの自分でもいけるかなぁと、少し考え中。
    中にジーパンとか履いて、思いきりカジュアルにいきたいけど、私の場合そういうのは似合わないので、親切な人に
    「ズボン脱ぎ忘れてるよ」
    と、そっと教えてもらったりしちゃいそうです。

    本来は甘すぎる小花柄も、こんな風にモノトーンでVネックでロング丈ならば、大人でも行けそう!
    ブーツとか、スニーカーとか、ちょっとハードなものを合わせてみたいです。

    でも、自分のように
    「骨格ウェーブでカジュアルなワンピースを着たい!」(&ガーリーな年齢からは遠い)
    となると、ストライクゾーンがものすごく狭い気がします。

    というわけで、次の考察。

    次に考えたのは、コーデ買い

    繰り返しますが、1番の課題、トップスとボトムスの組み合わせ。
    そういえば画面の中のモデルさんは、それが例えニットの販売ページだったとしても、ちゃんと下半身も服を着ているではないですか!(当たり前だけど)。
    その上下のコーデが素敵だった場合に、そのコーディネートごと買っちゃうのです。
    それで少なくとも、ワンパターンはコーデの成功が約束されます。

    これは実際に試して良かったのですが、気になるコーデに限ってもう片方は探しても見つからないとか売り切れだった、とかいうことが結構あり…
    そもそも目が悪いので探すだけでも大変で、時間も体力も無駄にかかり効率が悪すぎることに気づきました。
    まぁ、「探さなくとも偶然に見つかった時には実践する」くらいの気持ちで行こうと思っています。

    現時点での答え

    そんなこんなで、失敗したり考えたりした結果、今のところ行き着いた答えは
    トップスかボトムスのどちらかをシンプルな定番物にして、残りの片方を流行を取り入れた遊び心のあるものにする
    と言うものです。普通っちゃ普通なのかな。

    私の場合は、上半身フィット+下半身フレアと言うスタイルが似合う骨格のようなので、リブニットなどのベーシックカラーのトップスに、流行の色や柄、デザインなどを取り入れたロングフレアスカートを組み合わせるのを自分の定番にしてしまえば良いかなぁと言う感じです。
    そしてバックや靴、服の色や素材で季節感を出す。

    例えば、こんなベーシックなニットを用意しておけば…

    モノトーンの柄物、デザインの主張が強い物、色物、同系色…という感じで、結構いけそうな…

    腰の位置が高い人などは、ジーンズやパンツ、タイトスカートなどを用意しておいて、トップスで思いっきり遊ぶとかできそうですよね。

    やはり、似合うを知ること

    上で挙げた方法(素人なのでセンスがイマイチですが)は、前提として自分に似合う傾向を知っておく必要があります。
    私がとても参考になったのは、
    骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール
    言う本。
    今よりずっと目が良かった頃に見たのですが、それまでの似合う・似合わないの謎がすっきり解けました。
    自分の場合は骨格ウェーブなのですが、カジュアルな服やスニーカー、タイトスカート、硬い素材やハリのある素材、ボリュームのあるトップスなどは似合わず、法則にぴったりでした。

    もちろん骨格診断が唯一の正解と言うわけではなく、当てはまらない人も結構いるようです。
    でも、過去に周囲から褒められたスタイルと、反応が良くなかったスタイルと、何かしら傾向がわかるのではないでしょうか。

    流行とセンス

    そして、「無難」ではなく、おしゃれをしたい、おしゃれでありたいからこんな風に色々と考えるわけで。
    そこで重要になってくるのが、情報かと思います。
    今年の、今シーズンの、流行のカラーや柄、流行のデザイン。
    甘辛ミックスだとか、同系色コーデだとかの、コーディネートの傾向。
    取り入れたい小物など。

    もちろん、それらをそのまま取り入れるのではありません。
    でも、流行のカラーの中に自分の大好きな色があれば、私はいくつか買って、どんどん取り入れます。
    ロングスカートブームですが、多分自分には似合うスタイルで、年齢を重ねても着られそうなので、流行っているうちにいろいろ購入しておきます。
    フリルのついた可愛らしいトップスなら、ボトムスは辛口に。
    流行のオーバーサイズのトップスは似合わないので、いくら好きな色があっても買わない。
    肩のラインが落ちているコートも似合わないので、今冬はコートが欲しかったけれども買わずに我慢。

    ブルーと相性の良い色は何なのか。
    イエローを大人っぽく着るには、何色と組み合わせれば良いのか。
    モノトーンコーデを、無難ではなくおしゃれにするにはどうすれば良いのか。
    答えは多分、流行によっても少しずつ変わってくるのだと思いますが、こういうことを考えること自体が楽しいです。

    もっと見えなくなったならば

    私の目の病気は進行性と言うわけでは無いですが、これまでも少しずつ悪化してきたし、この先も悪化していくでしょう。
    特に、突然の重症の網膜剥離を経験して、一気に視力を失う可能性があることを痛感しました。

    両眼とも完全に見えなくなったら、まずは服のことなんか考えている場合ではなくなりますが、その後もやっぱりオシャレに前向きでありたいです。
    そのために、余裕のある今のうちに考えておけることってなんだろう。

    自分に似合う傾向のデザインで、好きな色を扱っていて、あまり年齢に制約のない服を扱っているブランドを、いくつか知っておくことでしょうか。
    ガイドヘルパーさんについての知識はありませんが、ショッピングモールなどにも同行してもらえるなら、そのショップに行って希望を伝えつつ、上下+1〜2点くらいを揃えてもらう。
    もしくは、着ているトップスまたはボトムスに合うものを選んでもらう。

    人に頼らずに、スマホの音声機能だけでコーディネートを見て(言葉で聞いて)、それを簡単にまるっと買えてしまえば便利そうですが。

    そういえば、プロのスタイリストがコーディネートしたものを届けてくれる、エアクローゼットと言うのもありますね。
    レンタルなので私服のすべてをこれに頼るわけにもいきませんが、ちょっとお出かけの日とか、楽しみにしていたランチ会の日とかに利用するのも良いでしょうか。

    これからも楽しく悩みつつ、おしゃれをしていきたいなと思います。

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