視覚障害が緩慢に進んで、一時は縫い物を諦めました。
が、ある時、当時の私よりもずっと見えないであろう人が縫い物をしているのを見て、「出来るんだ!」と良い刺激を受け、再チャレンジするようになりました。
ミシンは(私には)無理ですが、手縫いならば針を刺せば良いのだから、手探りでも出来るんですよね。
もちろん真っ直ぐに縫うのは難しいけれど。
で、問題の一つは糸通し作業なのでした。
糸通し器で楽をする
針を買うと付属していたりする糸を通すアレも、見えなくても手探りだけで使えます。
むしろ老眼とかで半端に見えない人よりも、器用に通す自信あり。
なので糸通し器の存在を知ってからも、「無くても出来るし」と、糸を通すアレで頑張っていました。
でもその後買ってみたら…
もう比べ物にならないほど、糸を通すのが楽になりました。
これです。
中央の黄色いのが、卓上糸通し器デスクスレダーです。
丈夫に丸い穴があり、そこに針の穴の方を下にしてセット。
そのすぐ隣に、糸を掛ける溝のようなものがあり、ここに糸を渡してごく軽く押さえ、端のレバーを押すともう針穴に糸が通っています。
さらに隣にある溝は、糸を切るカッターになっています。
見えないと分かりづらいですが、手探りですべてわかります。
クロバーの製品で、セットする針は同じくクロバーの針である必要があります。
針は安いものだし、私はこの際、持っていた針をすべて処分してクロバーの針だけにしました。
もう本当に楽ちんですよー!
それ以外の糸通しを楽にするアイテム
一時期はセルフ針という、特殊な針を使っていました。
針穴が穴ではなく、V字のような切れ込みになっていて、そこに糸を押し付けることで糸をセットします。
悪くはないのですが、V字部分がやや太くなるので、目の細かい厚手の生地だと引っかかって縫いづらいことがありました。
あと百均の同様の針だと、このV字部分があっという間に欠けて壊れました。
余談
私のミニ裁縫箱です。
GODIVAの缶入りチョコをいただいて、その缶があまりに可愛くて、何か日常遣い出来ないかと考え、裁縫箱にしました。
手縫糸の白と黒、針とまち針、小さなハサミ、そしてこの卓上糸通し器が入っています。
リスちゃんが描かれています。可愛いです。
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