病気病気・障害

眼注(目の注射)の体験話

人生で2種類の眼注射を経験しました。

発症した時はインターネットなんて無かった時代。

「眼科だからって、まさか目に注射なんてしないよね?」

と、信じて入院したのですが…したんです。

昔に受けた眼注射

ステロイドの眼注射を、たしか3回ほど両目に受けました。

怯えすぎる私を励まそうと、看護師さんが

「目には筋肉がないから、そんなに痛くないから大丈夫よー」

と言ったのですが。

人生トップレベルの激痛でした。

注射針を刺した痛みは、鋭くしかし重く、しかも注射後もしばらくその強い痛みが残ったものでした。

あまりに痛くて悲しくて、ベッドでひっそり泣きました。

眼注射にも種類がいくつかあるのですが、この昔の眼注が何注射だったのか分かりません。

ただ、これは昔の話。

今は点眼麻酔が優れているので、きっとこんな痛いことはないと思います。

後に受けた眼注射

こちらは大人になって再発してからのもの。

視神経炎から始まり、いつしかぶどう膜炎の炎症も出始め、ステロイド内服薬も効果を感じられず、徐々に悪化していった頃。

ステロイドのテノン嚢下注射を2回受けました。

過去の激痛のトラウマから、すごく緊張して受けたのですが、点眼麻酔がよく効いていたのか痛みはほぼ無し。拍子抜けしました。

が、麻酔が切れてからの痛みはかなり強く、たしか1週間くらい痛みが続いたように思います。

2回目は安心して臨んだのですが…

この時の点眼麻酔をした看護師さんが、

点眼するや否や、強い力でコットンを押し付けて拭き取る

というスタイルで、こういうの珍しいなぁ…と思っていたのですが、そのせいかどうか麻酔が効いておらず、最初の一刺し(?)が激痛で飛び上がりました。

幸い、入院中にお世話になった医師が担当で、患者の訴えに耳を傾けてくれるタイプの先生だったので、すぐに点眼麻酔を追加してくれ、麻酔が効いてから続きを行ってくれたので、それ以降は大丈夫でした。

あれがもし患者の訴えに耳を貸さない医師だったら、そのまま強行して地獄だったことでしょう。

テノン嚢下注射の後

個人差があるかもしれませんが、白目の見た目がかなりすごいことになっていました。

1度目は縫わずに済んだのですが、2度目は縫ったので、後日抜糸をしました。

これが「目を動かしちゃいけない」と思うと緊張したものでした。

私の病気には、残念ながらこれらステロイド注射は効果を感じることは出来ませんでした。

また、ステロイド内服もしていたので注射だけのせいでは無いのでしょうが、眼圧が少し高めになったり、白内障(後嚢下白内障)の進行が進んだりはしました。

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