何年も何年も前から私は障害年金を頂ける視力に該当していたようですが、ちっとも知らなかったのでずっとセルフで苦しみつつ頑張っていました。
しかしあまりに見えなくなり、もしかしてこれはさすがに「該当者」になるのではないかと、ダメ元で聞いてみたら一気にコトが進みました。
それまでとそれからのあれこれを、とても長くなると思うので数回に分けて書いておきたいと思います。
誰も教えてくれない(1)
思い返せば、「私って視覚障害では?」と感じてからもずっと、医師からは何も言われませんでした。
勇気を出して相談して、初めて受けた認定の等級は5級。
当時の診断書に「3年後に見直し」と書いてあったようで、3年後に再認定。
そこで3級に。
しかしその際の診断書に見直しのことが書いていなかったためか、その後どんなに悪化しても医師からは何も言われませんでした。
家の外ではもちろん、家の中ですらあらゆることに困難と危険が生じ、もはや片目はほぼ見えなくなって久しく、またもやこちらから医師に相談した結果、やっと等級の変更となりました。
視覚障害は1、2級と3、4、5、6級とでは受けられるサービスが大きく異なるのですが、私は3級に長年止まったまま一人苦しんでいたのでした。
…と、ここまでは普通の障害認定の話。
誰も教えてくれない(2)
視覚障害等級の変更が認定され、役所で親切な案内を受け、そして年金に関しては「ね」の字も出ないまま終了しました。
なんというか、私はこの後に及んでも「障害年金に該当するならば、だれかが、どこかが教えてくれるはず」と思っていました。
でも、誰もどこも何も言ってこない。だからやっぱり「該当者」じゃないのかなと自信も無く。
しかし、ダメ元で手続きの終了後に「私って障害年金に該当しますか?」と聞いてみたら、「年金課に聞いてください」とのこと。
そうか、担当部署が違うのか。
場所がわからずにウロウロしているうちに親切な人が声をかけてくれ、年金課にたどり着いたのでした。
年金課がむっちゃ教えてくれた
別の障害の知人が年金の認定で苦労した話を聞いたことがあるので、私の中では「生活保護申請のように冷たく振り払われる場所」という恐れがあったのですが、年金課の方々はとてもとても親切だったのです。
私はとりあえず「申請して良いのかダメなのか」だけでも聞ければ良いなと思っていたのですが、一気に申請の方向へコトは動き始めたのでした。
(2)に続く。
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